「魔法少女リリカルなのは」をより理解するためにSSなどを書くブログです 
2008/05/10 23:34 【なのはSS
更新がなんというか、かなりゆっくりですが、気にしないように!
黄金週間も終わり世間はまた忙しい日々が続いているようですね。まぁ、どこもそれは同じでしょう……

局通の原稿出しました。なんというか、味気ない作品となってしまいました。まぁ、ドンマイ。開き直っていきましょう!

さて、今日は一度寝てSS書きました。どこからか展開がぶっ飛んでると思いますけど……んなもん知りません。 

基本、掛け合わせは「はやて×グレアム」となっていますが、大半がグレアムパートになってしまいました。これも、ドンマイ。

グレアムの爺さんのSSなんて、今日まで考えたことがなかったのですが……結構、思いつきますね。ネタから感動ものまで。


『まもなく夜が明ける。月明かりのまぶしい夜が』

 隠居生活を始めて幾年月、せめてもの罪滅ぼしとして彼女の生活を支えが必要ではなくなる時まで支えていこうと思ったが……どうやらその時が来てしまったようだ。
『先週、本格的な本局勤めが決定して地球を離れてミッドチルダに家を構えることになりました。グレアムさんには、今まで色々と支えてきてもらってホンマありがとうございます。今の私がこうして魔導師として、なのはちゃんやフェイトちゃん、クロノくんやアースラの皆と出会えたのは全部、グレアムさんのお陰です。最初は、まったくの他人やったけど今となればもう列記とした家族です。ウチの大切な人の一人です。たまに会いに行きます。お体にはお気をつけください。ほな、行ってきます』
 家族……何年ぶりだろうか、この言葉を聞いたのは……
「ロッテ、アリア……ちょっとこっちに来てくれないか?」
 魔力の供給を停止させている二人は、人間の姿をとどめることが出来ずにネコの姿で日々を過ごすようになっていた。
「二人とも、はやてからの手紙だ。どうやら、あの子も管理局に勤めることを決めたらしい」
『ふーん、そっか……』
「どうも残り少ないのか……私は最近、彼との出会いを思い出すようになったんだ……私の人生を輝かしいものへと変えてくれた彼との出会いを……」

 私がまだ世間を知らない幼い頃のことだ。私は、誰かに呼ばれたような気がして森の中に足を踏み入れていた。そして、そこで彼とであった。
 彼は大怪我を負って動けるような状態ではなかった。私は、すぐに救急車を呼ぶと彼を病院へと運んだ。
 両親は、見知らぬ人間を助けることに嫌悪したが私は違った。私は彼と出会った時に聞いたのだ。彼が何者で、何故ココにいるのかを。
 私は彼に惹かれた。そして、魔導師となり……ミッドチルダの地へ足を踏み出した。時が流れ、管理局での地位も向上してきた。その中で、ロッテやアリアを生み出し、ハラオウン家との出会いも果たした……口には出さないものの、クロノは私のことを恨んでいたのだろう。そして、彼女も……この頃からだったのか……何かを犠牲にすることを厭わなくなってしまったのは。大局を求めて犠牲を払う。おそらく、私の頭にはその考えしか浮かばなかったのだ。だから、はやても犠牲者の一人にしてしまった。だが、はやては私お許してくれた……そうして目覚めた。大局のための犠牲はあってはならないのだと。皮肉なものだが、その頃からクロノも少々優しくなったような気がしたものだ……まぁ、今ではそんなもの明確には覚えていないのだが……
 それから少しして私は管理局を辞めて地球へ戻ってきた。故郷の国のイギリスは変わってしまったところもあれば昔と変わらぬ表情を私に見せてくれた。だが長いこと地球から姿を消していた私は、普通の生活をすることは許されなかった。そうして、この地に邸宅を設け隠居の身となった。
「時とは不思議なものだな……コレほどまでに人や物を変えてしまう……」
 過ぎ去りし日々の余韻に浸ることが出来るのも残り僅かなのかもしれない……

「はやて〜準備できたよ〜」
「ほな……行こか……」

 ……なんだか、久しぶりに彼女達の顔が見たくなってしまった。
「だが、彼女達はもう行ってしまった頃だろう」
「そんなことあらへんよ」
 誰の声だろうか……聞いたことのある声のはずなのに、誰なのか思い出せない……忘れてはならないはずなのに。
「こないな寒いところにおったら身体に障るわ。部屋に入らへんの?」
「残り少ないであろう私にそのような些細なことは関係ない。どうせなら、自分の好きな場所で出来るだけ長い時を過ごし人生の余韻に浸っていたいのだよ」
「……分かった。グレアムさんがそういうならウチも無理強いはせんよ。ウチな、最近ようやくわかったことがあるんや。誰かのために自分を犠牲にすることは躊躇われるけど、誰かのために誰かが犠牲になるのは躊躇があらへんってことに。でも、それって悲しいことなんやね。だって、自分さえ良ければそれでえぇなんて悲しすぎる。しかも、それで誰かが助かったところで、助かった人はその犠牲を足場にして生きるわけやから……助かった人だって心が痛なる。だからな、犠牲を出さないように頑張るしかないんや。そう、自分っていう最後の犠牲さえも出さないように」
 名の分からぬ人……世界はそんなに甘いものではない。だが、志ある者はその願いを成しえることがある。きっと、それが彼女のような子なのかもしれない。
「今までありがとうな……ウチ、頑張ってみるわ」
 ありがとう……あぁ、この声は……
 身体をゆっくりと動かして背後を振り返る。だが、そこにはもう誰も居ない……魔力の余韻だけがそこにはあった。
「……はやて」
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Author:あまの兔
5/26(27)に魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」でサイトを立ち上げると発言したくせにブログしか立ち上げることの出来なかった、FTP音痴
でも、気合と根性(←昨今の日本人が忘れた言葉)でなんとかしていこうと奮闘を開始。この行動が、吉と出るか凶と出るか……それは、皆さんの訪問で決まる!(え…

えぇ、一応リンクはフリーなのでどんどんお願いします〜

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