「魔法少女リリカルなのは」をより理解するためにSSなどを書くブログです 
2008/03/15 20:37 【短編なのはSS
今日は局ラジなのですが……とりあえず、二回の……あれ? 三回?の反省タイムの後のSSとなりますが、とりあえず、今回UNIONの通信として出そうとしていた作品の
没作掲載〜
冗談です。
涼香さんが4期予想本にしよう!っていうから、あえなく没になっちゃったの!
今日の爆弾発言・・・俺、変わりたい

   思ひ出
                    あまの 兔
 「この部隊とも今日でお別れかぁ……なんだか、寂しくなっちゃうな」
「ブッ……おいおい、お前にしちゃ珍しいこと言うから吹きそうになったぞ」
 先の部隊から転属されて早4年。先日あった、地下施設での救助活動をもってスバル・ナカジマのこの部隊での活動は最後になってしまった。
「えー、どうして、どうして? 私が、こんなこと言ったらそんなに変かな?」
「そりゃ、そうだろ。だって『全力全快、限界知らずの元気印』だからな。湿っぽいこと言うところなんて、誰も想像しねぇよ」
 スバルは転属されてある程度の任務をこなした頃から、その持ち前の明るさと無鉄砲な気質からそう呼ばれるようになっていた。当時の本人も、その二つ名に喜んでいたのだが、最近となっては後者の『無鉄砲』が強調されてしまい、無鉄砲で怖いもの知らずと、採られてしまう様になっていた。
「もう、その言い方はやめてよー。私だって、怖いものぐらいあるよ」
「ほぅ……なんだ、言ってみろ」

「スバル! 遅れてるぞ!」
「はいっ!」
 機動六課スターズ副隊長のヴィータは、不安定な足場を使った訓練を行っていた。
「AMFの作動中は、ウイングロードが使えない。そんな時、空を飛べないお前は、今回みたいに足場の悪い状況で戦わないといけなくなるときだってある。ちゃんと、そのことを頭に入れてやれ!」
「はいっ!」
 ガタガタに崩れている足場では、ローラーブーツも使い物にならない。もし、足をとられるようなことになれば即命取りとなる。
「よし! そこから撃ってみろ!」
「はいっ!」
 一段と崩れた足場で急停止。最低限の確認をして、バスターの発射へと移る。
「はぁぁぁぁぁあ! ディバイン……」
 身体の重心を後方へ下げた右足へ、そして強く蹴り流れるようにその倍の力を篭めて左足で踏ん張って拳を突き出した。
「バスっ!」
 その時だった。踏ん張っていた左足を乗せていた足場が崩れ、バスターを暴発してしまった。
「危ねぇ!」
 AMFを発動させている上にバスターをあらぬ方向へ撃ってしまったスバルの身体は、体勢と整えることもままならず穴へと落ちていく……はずだった。しかし、それはなくスバルはジャケットの襟をヴィータに掴まれた。
「こら、スバル! あれだけ、確認は怠るなっていっただろう!」
「で、でも……」
「でもじゃねぇ! お前は、まだわかってないからそんなことが言えるんだ! どんな状況でも相手よりまず自分のことを考えろ! 助ける前にお前が堕ちたら、どっちも助からねぇんだ!」
 ゆっくりと持ち上げて、スバルが地面に足を付けたことを確認すると、ヴィータは襟から手を離して自分も降りた。
「よく聴け」
 グラーフアイゼンを眼前へと突き出す。
「お前は、人を助けなくちゃいけねぇ。それなのに、お前が堕ちたら助けを待ってる人が悲しむ。お前だってわかるだろ。助けられる人間の立場ってのが」
「はい……」
「だったら、堕ちるな。堕ちないで、皆無傷で安全なところまで一直線だ」
 それだけ言うと、背を向けて再び舞い上がる。小さな身体がこれほどまでに大きく見えたことは無い……スバルは、そう感じるのだった。

「おいおい、それじゃあ怖いっていうより……ただの良い上司じゃねぇか!」
「で、でも、他にもあるんだよ! 怖い話」
 いつから怖い話に変わってしまったのか。
「わ、分かったよ。そこまで言うなら言ってみろよ」

 力ばかりでは、戦いに勝つことは出来ない。ましてや、人の命を護ることも出来ない。では、勝つため、護るためには何が必要なのか。
「バリアの強度がまだ心配かな……」
 同スターズ隊長高町なのはは、スバルの質問に対してこう答えた。
「やっぱり、ベルカ式の特徴になっちゃうのかな? 攻撃してるときのバリアの強度が、低くなってるみたい。ミッドチルダ式なら、そんなことないんだけど……」
 模擬戦中、スバルはなのはのアクセルシュートを上手に避けながら距離を詰めていた。そして、いざ一発打ち込むという瞬間に、なのはは死角に忍ばせておいた数発をスバル目がけて放った。もちろん、スバルは咄嗟にバリアを使ってなのはに攻撃したのだが……バリアの強度が及ばなかった。もう少しで打ち抜けるというところでスバル自身のバリアが破られてしまい、堕ちた。
「対人とか一対一に特化してるベルカ式の弱点ってとこだな。まぁ、アタシみたいな騎士ともなるとそんなこと気にならなくなるけどな」
 ヴィータによるとそういうことらしい。
 スバルとなのはは翌日から、攻撃と防御を同時に鍛える訓練を始めた。
「で、私は何をすれば……」
「ティアナは、スバルをとにかく撃ってもらえたらそれでいいよ。でも、ティアナも気を抜いちゃいけないよ。私がOKを出すまで撃ってもらうから」
(スバル、あんた大丈夫なの? 私、こんなこと言われて容赦できる性質じゃないし……)
(心配しないで、やりきってみせるから)
(そう……分かったわよ。じゃあ、遠慮しないからね)
 こうしてスバルは、なのはを追い、なのははティアナを狙い、ティアナはスバルを狙うという異色な訓練が始まった。

「で、オチは?」
「オチ?」
 スバルの話はそこで終わってしまった。もちろん、オチなど無かった。
「ダメだなこりゃ……やっぱり、お前は怖いもの知らずの無鉄砲なやつだ」
「だから、違うってばー」
 翌日、スバルに辞令が出た。

「はぁ……はぁ……はぁ……」
 ティアナは、魔力消費が激しすぎたためにすでにダウンしていた。
 スバルは、息も絶え絶え……身体が、悲鳴を上げている状態だった。
「スバル、まだあと20セット残ってるよ」
《Magical Girl Lyrical Nanoha for ever》
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Author:あまの兔
5/26(27)に魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」でサイトを立ち上げると発言したくせにブログしか立ち上げることの出来なかった、FTP音痴
でも、気合と根性(←昨今の日本人が忘れた言葉)でなんとかしていこうと奮闘を開始。この行動が、吉と出るか凶と出るか……それは、皆さんの訪問で決まる!(え…

えぇ、一応リンクはフリーなのでどんどんお願いします〜

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