「魔法少女リリカルなのは」をより理解するためにSSなどを書くブログです 
2007/10/21 02:01 【なのはSS(短編)
私は! ARIA社長が大好きだ〜!!!(ぇ

冗談です。私が好きなのは、ザッフィーです……あぁ……ザッフィー勘違いしないでおくれ、浮気なんかしてないから。私に限ってそんなことするはずないだろう? なぁ、信じてくれよ……餌あげるからさ

とまぁ、私とザッフィーの愛の劇場を描くのもなんなので、本編いきますけど……いきなりSS書くなんて誰も言ってませんよ。今日はとりあえず、今週先週と更新を「一回」もせず、サボっていた理由からです。

えぇ、たぶん、まともに学生をしていれば「中間試験」はご存知のことかと思います。それでした。以上。


ここに来られる心優しい……方々……へ?:浮気もたまにはいいものですよ

某ラジオパーソナリティの愛の形


 あの日、私は運命の出会いを果たした。それは、過去永劫未来永劫感じたことの無いような熱い……熱い出会いだった。

 その日は、台風も近づいているということで、風は狂ったように荒れ雨は鞭打つように降っていた。
「こんな日に仕事だなんて……つくづくついてないなぁ」
 昨日、いきなり管理局本部の上司から呼び出しをくらい、今日はもう遅いから来なくても良いと言われ、その翌日である今日行くと部屋へと誘い込まれ子供の自慢話や局体勢への不満など……とても仕事とは言えない様な話を聞かされた。あげく、外はこの通りの荒れ模様……涼香は上司のあまりの態度に苛立ちを感じずにはいられなかった。しかし、元来温厚な性格である彼は、決してその苛立ちを表面には出さず、心の内に留めていた。
 風に向けて傘を差し歩く涼香。その周りに人の姿はなく、ただ一人風をしのぐ様にして建物の影を歩いていた。
「今日早く帰って、今度の台本読み込んでおかないと……また、ドジっ娘って言われちゃうなぁ……」
 ラジオは毎週土曜日の現地時間22時から放送されている。番組名は『時空管理局ラジオ』。
 涼香は、そのラジオのメインパーソナリティで支部の最高責任者だった。といっても、支部自体局員数は、手で数えられるほどでたまにやってくるゲストや民間協力太のおかげで成り立っているようなものだった。しかも、このラジオ。かなり、ローカルなものでリスナーの大半が地元民で、たまに他世界からのアクセスがあるくらいだった。
「始めた頃はあんなにリスナーが増えるとは思わなかったけど……今では、あたりまえのことで……あの頃とは感じ方が全然違う……慣れって怖い怖い」
 そんなことを呟きながら歩いていると、寂れた公園に出た。やはりここにも人の姿はなく、ベンチの上にダンボール箱がポツンと置いてあった。
「ん?」
 いかにも、誰かに見つけてもらいたいというような置き方をされていた。しかし、この雨の中。寂れた公園のベンチに目を向けるような人は居らず、雨に曝され続けたためかダンボール生地が水を吸って今にも崩壊しそうな状態だった。
「なんだろう?」
 気になった涼香は、ダンボールの中身を確認してみることにした。
「どれどれ?」
 上から覗き込む。
「うわ……まじですか……」
 ダンボールの中に収められていたモノに驚愕する涼香。思わず、傘が手から離れて飛んでいってしまう。
「大丈夫か?」
 何が入っているのか、涼香はそれに声をかけていた。
「よしよし、もう大丈夫だからな。寒かっただろう」
 ダンボールの中へと手を伸ばす。そして、中から薄汚れたタオルケットと一緒に何かを抱え上げた。
「よしよし……すぐに……暖かい所に連れて行ってやるから……少しじっとしてろ」
 涼香は飛んでいった傘をそのままに、今度はそれを自らの体で雨風から守りながら歩いた。
 それを抱えたまま駅までやってきた涼香。
「あぁ……どうしよう。さすがに、乗れないかな……」
 それへと目を落とす。
「仕方ない……今からでも局に戻って……一晩泊まらせてもらうか……」
 涼香はもと来た道を引き返し始めた。

 管理局内はすっかり光を失い、ポツリポツリと窓から見える明かりの中の一つに涼香とそれはいた。
「さすがに宿舎には入れてもらえなかったけど……シャワー室があるだけでも十分かな……」
 涼香はそれと一緒にシャワー室で泥をぬぐっていた。
「………………………うん、よし。だいぶ綺麗になったな。どうだ? すっきりしたか?」
 黒く汚れたそれは、蒼い鬣の小さな狼だった。
「犬みたいだけど……狼なんだよな……」
 ダンボールの中に入っていたということは、誰かが捨てたということだ。しかし、成長しすぎて飼えなくなったというのは分かるのだが……こんなに小さな仔狼を捨てるとは……考えにくい事実だった。
「まったくひどい飼い主もいたもんだ……そりゃあ、大きくなったら大変だろうけど……捨てる以外に方法があったんじゃないかな……保護区だってあるんだし……ってぇ、どうした? 震えてるじゃないか……」
 狼は小刻みに震えていた。それに、顔色も悪くなっている様子だった。
「あれだけ雨の中にいれば風邪もひくよな……あぁ、でもどうしよう……狼の風邪なんて……と、とりあえず。体が冷えたらダメだよな……」
 涼香は、シャワー室から飛び出した。
「おぉっと、服忘れた……」
 涼香は危うく全裸でシャワー室を出て行くところだった。
「しっかりしろよ……そうだ、医務室があったはずだから……」
 涼香は狼を抱えて、エレベーターに飛び乗った。そして、医務室のある階で降りて廊下を走った。医務室は、廊下の一番端の部屋なのだが……何しろ、管理局自体大きいので医務室までだいぶ距離がある。
「きっと医務室なら夜勤の医師が居るはずだ……それに、狼とは言わないまでも……薬ぐらいなら……」
 医務室が見えてきた。明かりは……
「まさか……」
 点いていなかった。つまり、医務室には誰も居らず役に立たないということ。
「そうか……」
 台風が近づいている。つまり、いつ帰れるか分からない……だから、静かなうちに帰っておく。だから……いない。
「でも……」
 涼香は医務室の扉を開くことができた。医師はいないながらも、設備としては揃っているので、誰かが何かそのような事態に陥り必要となったときは、医務室で休めるように解放してあるのだった。
「上の広報部の部屋よりここのほうが寝かせておいたり、冷めないようにするにはいいよな……」
 涼香は、狼をベッドに寝かして医務室中のありったけの毛布を集めて被せてやった。そして、人間と同じ効果が得られるとは考えられないが、一応氷枕を頭の下に敷いた。あとは、もう見守るしかない。
「私はこれぐらいしかできなけど……大丈夫だから……」
 涼香は一晩中、狼がどうにかなってしまわぬように起きていようとした。だが、涼香自身の体にも相当疲れが溜まっていた。時間がたつにつれて、まぶたが重くなってゆく。そして……

 翌朝、涼香は医務室の常駐医師に起こされた。そして、寝てしまったことに気がついた涼香はベッドの上を確認するのだが、そこに狼の姿はなく綺麗にたたまれた毛布が何枚も重ねてあった。

 涼香はそのまま家へ帰ることとなった。道中、昨日、狼を拾った公園をみたものの……その公園には何もなかった。

「いったい、なんだったんだろう? 夢じゃ……ないよなぁ」
 この疲れと記憶は、昨日のことが夢ではないと物語っていた。けれど、実際のところ、あれだけ震えていた狼は涼香の前から姿を消してしまっている(毛布までたたんで)。誰も証人はいない。
「………まぁ、いいか。消えたって言うことは元気になったってことに違いない。心配することもないだろう。じゃあ、明日のラジオの準備でもしておくか」
 パソコンに向かって文字を打ち込み始める涼香。ディスプレイに表示されるのは、昨日と今日の捕捉分。かなりの数がある。
「うわぁ……大変そうだなぁ……」
 と、涼香がこぼしているとチャイムが鳴った。
「ん? 今日は誰か手伝いにくる日だったかな?」
 もう一度鳴る。
「はーい、どちらさまですか〜?」
 扉を開く。
「いきなりで申し訳ない」
 扉の前に居たのは、大きな狼。しかも、昨日の狼の姿に良く似ているではないか。
「しゃ、しゃべる狼……?」
「そう驚くな。私は、ただの使い魔だ。素体が狼であるだけで、ちゃんと話す事も出来る。で、昨日の件なのだが……何か、協力してやれることはないか?」
「え? 昨日の……まさか、お知り合いですか?」
「あ、いや、その、まぁ……そのようなところだ」
「ってことは、あの仔狼も使い魔だったと?」
「ま、まぁ……そういうことだ」
「そうでしたか……あぁ、どうぞ。狭い部屋ですけど座っててください」
「……そうだ、すまないが。部屋を一つ貸してくれないか?」
 涼香はいきなりの提案に耳を疑った。使い魔ではあるが、狼が部屋を一つ貸してくれ。何をするのか想像もつかない。
「いいですけど……」
「ありがとう。では、もう一つ。私が、いいぞというまで覗かないでくれ」
 どこかで聞いたことのある流れだった。
 ある程度時間もたち、そろそろ太陽が沈み始めていた。狼はまだ貸した部屋からでてくる気配はない。
「何やってるんだろう……」
 涼香は狼が中で何をしているのか気になっていた。しかし、覗くなといわれている。そんな状況がさらに謎の密度を濃くしていた。
「まぁ……でも、大丈夫だろうな」
 涼香は、考えることを止めて寝ることにした。
「おやすみなさい」
「あぁ……良い夢見ろよ……」

「涼香、涼香、目を覚ませ涼香……」
 誰かに呼ばれたような気がした……でも、誰の声だろうか……聞いたことのない声だ。
「だ、誰?」
「起きたら分かるさ」
「ん、んぅ……」
 まだ重いまぶたを少しずつ押し開けていく。薄っすらとシルエットがみえてくるが……それ以上開かない。開こうとしているのだが、開くことが出来ない。
「すいません……見えません……」
「そうか……では、一つだけ言わせてくれ……」
『ありがとう』
 その言葉が聞こえた瞬間目が開かれた。
(ウホッ、いいおと(Zzz Zzz))

「ザフィーラ、どうや? お仕置きの気分は?」
「こういうものもたまにはいいな」
「ほぅ……予想外の反応やなぁ……私より、良いご主人様でも見つけたんか?」
 はやてが目を細める。
「あぁ、分かった分かった……」
「じゃ、そのまま他のところの犬になっておしまい!」
「な、なんだってー!!」
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あまの兔

Author:あまの兔
5/26(27)に魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」でサイトを立ち上げると発言したくせにブログしか立ち上げることの出来なかった、FTP音痴
でも、気合と根性(←昨今の日本人が忘れた言葉)でなんとかしていこうと奮闘を開始。この行動が、吉と出るか凶と出るか……それは、皆さんの訪問で決まる!(え…

えぇ、一応リンクはフリーなのでどんどんお願いします〜

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