「魔法少女リリカルなのは」をより理解するためにSSなどを書くブログです 
2007/06/30 23:41 【なのはSS(短編)
 今日の局ラジは波乱の幕開けでしたねぇ……始まって30分以上無音状態……そして、こうやって更新している今現在もまともに放送できているのかも不明……前代未聞の放送事故発生中でございます。

 ですが……このブログは普通に更新します。今回は超短編となります。やはり、超短編の長さになると話の展開が早い早い……それはもう、涼香タンのドジっ娘発言撤回がごとく……というのは置いといて……普通に更新しましょうかね。


上下の境目

「ねぇ、フェイトちゃんはドラマとか見るの?」
「うーん……あっちの世界に居た頃は、勉強とか忙しくてほとんど見れなかったけど、こっちの世界に来てからはちょくちょく見てるかな?」
「へぇ、大変だったんだね」
 なのはとフェイトは、学校から帰る途中にある大型電化製品店の前のショーウィンドウに飾られている大型テレビに映し出されるCMを見ていた。
「でもね。ドラマじゃないけど少しはテレビを見てたよ」
「へぇ、どんな番組?」
「実はね……………」
 フェイトは、見ていた番組について説明を始めた。しかし、なのははその内容についていくことが出来なかった。
「………っていう、話なんだ」
「そ、そうなんだ……面白そうだね……ははは……」
 思わず苦笑いを浮かべるなのは。一方のフェイトは、上機嫌。よほど、楽しい番組だったのか頭の中ではその番組がエンドレスで放送されているに違いない。
 そうして、二人は再び歩き始めて帰路につくのだった。

 なのはは、家に戻るとすぐさま自分の部屋に引きこもった。
「フェイトちゃん……それはダメだよ……」
 なのはは、一日部屋から出ることはなかった。

 フェイトは、上機嫌のまま宿題をこなしていた。しかし、その宿題の答えを書くはずのノートには、答えではなく何かの絵が描かれていた。
「ふんふんふ〜ん♪♪♪」

【「だ、ダメよ! こんな所じゃ!」
「ご、ゴメン! で、で、でも! 俺! もう、我慢できないよ! 我慢できないんだ!」
 男は女をベットに突き倒すとそのまま、上に覆いかぶさった。
「ま、待って! せめて! せめて……服は脱がせて……」】
「フェイトには、刺激が強すぎると思ったのだけれど……意外と気に入ってくれてたのよねぇ……」
 砂糖多め、ミルクちょっぴり多めの緑茶を飲みながらモニターを見るリンディ・ハラオウンだった。

【「はっはっは! 貴様らは、この私に勝てはしない!」
 黒いマントに身にまとった機械仕掛けの魔人が5人の前に立ちふさがった。
「黙れ! この世に悪が栄えたためしなど無い! お前は絶対に俺達が倒す!」
 傷ついた身体で、剛は宣言するのであった】
「ベタだが、あの頃はこういうものが楽しかったな。でも、フェイトがあれほど食いついてくるとは……意外だったな」
 クロノは、過去を懐かしむように部屋の整理をするのであった。


 さて、今回も超短編。総制作時間3時間です。つまり、書き終えたころには始まってるんじゃないかな……って、始まってません。もうそろそろ、始まるのですが……(涼香タン、車をぶつけたかなにかしちゃったみたいで…)とにかく、前代未聞の放送事故は未だ続いております。以後、これについての更新の可能性があるので……お楽しみに!
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2007/06/30 00:44 【なのはSS
 先日、オチをつけずに終わってしまった作品……あれでは、後味が悪いです。なので、オチをつけようと思います。ですが、それは今ではありません。今、オチをつけるのは少々強引なので……また後日につけたいとおもいます。

 さて、今日は何の更新かと申しますと……いつものSSの更新です。一応、数週間放置中の「準長編」なのですが……今日は、舞台はちょっと移動します。


「犬ですかぁ。楽しみですね」
「せやな、でもザフィーラが嫉妬するかもしれへんな」
 はやては、軽い冗談をこぼしながらこれから隊舎へとやってくる犬について話し合っていた。
 そんな様子を影から除き見ているのが一人居た……いや、一匹いた。
(主は小さい犬の方がいいというのか……っ!)
 ザフィーラだった。
 外で、ヴァイスが通信をしているところを丁度通りかかって事実をしったのだった。
 ザフィーラは、最初はあまり心配はしていなかった。ただの犬一匹で自分の立場が変わるはずが無いと確信していたからである。しかし、その後の会話を聞いていると、どうやら主は喜んでいるようだった……そこから確信が心配へと変わっていった。そして、こうしてわざわざはやての元へとやってきたのだが……どうやら、逆効果となってしまったらしい。
「ザフィーラもええんやけど……やっぱり、大きいばっかりやとなぁ……」
(な、何だと! 大きいだけではダメだというのか!?)
 心配は一気に不安に変わってしまった。
(このままではいけない……主の気をこちらへと引き戻さなければ!)
 不安に陥ったザフィーラは、どうにかしてはやてのこちらへと振り向かせる方法を考え始めた。
(主を再びこちらへと振り向かせるためには……そうだ! まず、芸を覚えなければ! そうすれば……)
【ザフィーラの想像】
「ザフィーラ、すごい! すごい! あんたもなかなかにやるやないか!」
「いや、これくらいのことは朝飯まえだ。望むのであれば、他にもある」
 得意げに逆立ちをしながら、階段を上っていく。
「じゃあ……そのままジャンプしてここまで降りてきてみ。さすがに、無理やろう」
「ふ、簡単なこと」
 前足をグイと曲げて、一気に伸ばした。すると、ザフィーラの身体は重力を感じさせない跳躍を見せて……
【終わり】
(完璧だ! 完璧すぎる……よ、よし……さっそく主にアプローチを……)
「ほな、あたしは買出しに行ってくるな」
 はやてが席を立ちザフィーラのいる方へと近づいてきた。
(おぉ……主が自らこちらへやってくる……いいぞ、いいぞ……)
「隊長が直々に行かれなくても私が行ってきますよ」
 ザフィーラが念じていると、それを阻止するかのようにシャーリーがはやての足を止めさせた。
「そか? なら、頼んでもええか?」
「はい、八神部隊長はゆっくり皆が帰ってくるのを待っていてください」
「分かった。なら、一応これは経費では賄えへんから……あたしのポケットマネーから買ってくるとええよ」
 はやては、シャーリーにいくらかのお金を渡すと、そのままもとの席へと戻っていってしまった。
(な、何をするんだ! シャーリー! 図ったか!)
「行ってきますね」
「気をつけてな」
 そして、はやてではなくシャーリーがやってきた。
「あれ? ザフィーラさんいたんですか?」
「ま、まぁな……」
「あ、そうだ。実は、今日この後、犬が来るんですよ。とっても可愛い子なんですけど……」
「分かっている!」
 シャーリーがあまりにもうれしそうに話しかけてくるので、思わず声が大きくなってしまうザフィーラ。
「ど、どうしたんですか!? 何か……あったんですか?」
「(し、しまった私としたことが……)い、いや、なんでもない……大きな声を出してしまって悪かったな……私も楽しみだな……(楽しみなものか!)」
「そ、そうですか? じゃあ、私はちょっと買出しに行ってきますね」
「あぁ……」
 シャーリーが通路を歩いていく。ザフィーラはその後姿をただ見つめるばかり……
(このままではいけない……これは、予想以上に強敵のようだ……他にもっといいものはないのか? 考えろ……主に気に入ってもらえるようなこと……)
 そして、考えあぐねた結果。
(よし、今度は……主の手伝いだ……部隊長になって事務の仕事や本局への報告が多くなった主は、おそらく忙しくて全部に手をつけられていないはずだ……その余った分を私がこなせば……)
【再び】
「ザフィーラ、ありがとうな……あんたくらいや、あたしの仕事の辛さに気づいてくれたのは」
「主、私は守護獣であることと同時にあなたの身を案ずることが使命だ。もし、主が過労で倒れてしまっては大問題だ。だから、出来る限りのことは手伝う」
「ザフィーラ……やっぱり、あんたが一番や」
【また終わり】
 ザフィーラは想像の中で、自分の行いに見ほれていた。だから……
「あ、ザフィーラどないしたんや? ん? おーい、ザフィーラ?」
 はやてが通りかかっても気づくことは無かった。
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2007/06/25 19:23 【なのはSS
えぇ、結局つぎはぎだらけの作品となりました……(ぉぃ!


「今日は雨だから、隊舎で技術指導にしようか」
 という、なのはの一言から始まった初めての講義形式の教導に4人は少しそわそわしていた。
「ティア、ティア! なんだか、こういうの久しぶりだね!」
「そうねぇ。ここに来てからは、ずっと実戦ばっかりだったから……こうやって講義を受けるのは久しぶりねぇ……って、あんたなんでそんなにテンションが高いのよ?」
 中でも一番落ち着きがなかったのはスバルだった。
「だってだって! なのはさんの講義だもん! 今までに聞いたことのないような事を教えてくれるに決まってるよ!」
 スバルは目を輝かせながら期待を膨らませていた。ティアナは、それをみて少し呆れてしまった。
「あの、ティアさん……」
 今度は、キャロが話しかけてきた。
「ん? どうしたの?」
「あの……私、こういうの初めてなんです……で……その、あの……どうしたら……」
「特別何かをするってこともないわね。まぁ、隣で……妙にテンションが高くなってるバカは特別だから……参考にしないほうがいいわよ」
「そ、そうですか……」
 どうやら、キャロは初めてのことで緊張してしまっているらしい。
「あんまり緊張しなくても大丈夫よ。ただ、なのはさんが過去のデータとか色々使って戦技指導するだけだから」
 なんだか、講義を受ける前に自分が講義を行っているような気がしたティアナだった。

「さてティアナ、ここでのセンターガードのとるべき行動は何かな?」
 なのはは、過去、管理局が関わってきた事件資料を使って質疑応答形式で講義を進めていた。
「えぇ……まず、フロントアタッカーの動きを見ながら後退して、最終ライン到達後、敵味方両方から確認できてかつ、攻撃の障害になるようなものが無い所から支援攻撃を……」
「うん、それくらいでいいよ。ティアナの動きは、ほとんど完璧な答えに近いかな? でも、敵に自分の姿をさらし続けていたら危険だから、ティアナの場合はオプティックハイドで、最大限敵から姿を隠してそれから攻撃に回ったほうがいいかもしれないね。それじゃあ、次……」
 なのはの話すことは、完璧だった。ティアナもそれを認めていた。だから……横のハイテンション娘はさらにハイテンションになっていた。
(すごいよ! すごいよ! すご過ぎるよ! なのはさんは、やっぱりすごいよ!)
(うるさいわよ。それに、すごいよ! しか表現できないわけ?)
(でも! でも! でも!)
「はい、じゃあエリオ。もし、エリオだったらこの場合はどうしてるかな? ちゃんと、攻防を考えて答えてみようか」
「はい、まずは危険地帯にいるフルバックの救助してから、センターガードの支援をして、フロントアタッカーの背後を守ります」
「なるほど、たしかにその動きも一手としてはいいかもしれないね。でも、そうやって全面的な動きをしていると、後々辛くなっちゃうから……ここでは、センターガードの支援を無くして……フロントアタッカーの守備に重点を置くべきかな?」
 エリオは、ハイテンションなスバルや、緊張しているキャロとは違って、ティアナ程とは言わないものの落ち着いているようだった。
(二人とも、エリオを見習いなさい。特にスバル! あんたはさっきからテンション高すぎ!)
(ごめん、ごめん。ちょっと、うるさかったよね。あれ……? でも、気のせいかな? エリオ……いつもと雰囲気が違う……?)
 スバルは、そう言った。しかし、ティアナにはそのいつもと違う雰囲気が分からなかった。

「じゃあ、今日の講義はここまで。みんな、明日からまた実戦だからちゃんと休んでおくように」
 そう言い残すと、なのはは部屋から出て行った。3人は、それを境に張り詰めていた空気を一気に解放した。
「はぁ……こんなに緊張感のある講義は初めてよ……でも、やっぱりすごいわねぇ……完璧すぎよ……」
「あぁ……なのはさん……」
「エリオくん……?」
 キャロはエリオが一人で部屋を出て行くのが見えた。
「あ、待って!」
 なので、一緒に出ることにした。

「エリオくん! エリオくん!」
 キャロはエリオを呼び止めようとするのだが、エリオはキャロの方へ振り返る様子は無い。無視しているようでもないのだが……
「エリオくん!」
 キャロは小走りに近づいて手を握った。
「っ!」
 そこでようやく、エリオは気が付いた。
「きゃ、キャロ?」
「エリオくん……どうしたの?」
「え? あ……うん……」
 エリオは、浮かない表情のまま話し始めた……



………………………ちょっと待て〜! なんだか、とてつもなく中途半端なところで終わってないか〜!?
えぇ、終わらせましたよ。だって、オチが考え付かなかったんですもの。
な、なんだと……
それでは、ごめんあそばせ〜オホホホホホホホ!

という感じです。(まったく意味の分からない回でした
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2007/06/20 23:13 【なのはSS(短編)
今日は短編です。いや、今日短編ですね。



取扱説明書


 なのはは、レイジングハートのメンテナスを行ってもらっていた。
「だいぶ使い方が荒いみたいですねぇ……もう少し、大事に扱ってあげてくださいね」
「す、すみません……」
 マリーは、ディスプレイに所々現れる支障部分を見つけるとスラスラと簡単そうに直していく。
「ちょっと聞いてもいいですか?」
「あ、はい」
「私も、デバイスの管理やらをして結構になるんですけど……正規の使用方法とかは、教えてもらったことはありますか?」
「せいきのしようほうほう……?」
「……その様子だと、教わってないんですね」
 マリーは、レイジングハートのメンテナス窓を小さくして、他のプログラムを起動させた。そして、文章をスライドさせて必要な所を見つけると全画面に表示した。
「あ、あの、これは?」
「これはですね。デバイスの使用方法について書かれた文章です。まぁ、詰まるところの『取扱説明書』といったところでしょうか。本局部隊の魔導師や民間協力者の人達の大半がこれを持っているんですけど、たまに、いきなりデバイスだけ渡されちゃったりとか……あと、よく読まない人とかがいるんです。その人達のデバイスにはある特徴があって……」
 今度は、取扱説明書の文章を横に避けて、並ぶようにしてレイジングハートのメンテナス状況を示した。
「上から4行目の部分でなんですけど……『キャパ以上の魔力使用による機能損傷』……つまり、一時的にデバイスが保持できる量以上の魔力を使用したためにオーバーヒートしちゃったってことなんです。これが、読めなかったり読まなかったりする人たちの特徴で、こうなることで体感的には変わりはないんですけど、たまに調子が悪くなっちゃうんです」
 マリーは再び、取扱説明書を大きくした。
「そういうのを避けるために、私の希望としては、今からでも遅くないのでこれを読んでもらいたいのですが……よろしいですかね?」
「分かりました。私も、ちゃんとした使い方を覚えておかないといけない……(ような気になりました)」
 最後は小声だったのでマリーはよく聞き取ることが出来なかった。
「じゃあ、一応デバイスの中にプログラミングしておきますから」
「はい」
 それから少しして、レイジングハートのメンテナスは完全に終了。なのはは、マリーからレイジングハートを返してもらって部屋を出た。
「なのは、長かったね。何かあったの?」
「あ、ユーノくん。ううん、別に何も無かったよ。でも、ちょっとやらなくちゃいけいないことが出来ちゃって……」
「へぇ、何をするの?」
 なのはとユーノは二人で歩き出した。
「実はね、私の使い方が悪かったみたいでレイジングハートが持つことの出来る魔力をオーバーしてたみたいで……」
「え!? それ本当!?」
「え、うん、マリーさんはそう言ってたよ」
 ユーノは、なのはにレイジングハートを渡したときから、なのはの保持する魔力が普通ではないと気づいていた。しかし、気づいていたのはそれまで。レイジングハートのキャパシティを超える量だとは思いもしなかった。なので、今のなのはの発言にかなり驚いていた。
「それで、正規の使い方を覚えてもらいたいからって……これ……」
 なのはは、レイジングハートから取扱説明書のプログラムを起動させた。
「これって……たしか、デバイスの基本使用方法だね」
「うん、これを読んで実践してもらいたいんだって……でも、教導の訓練中の読むのもダメだし、フェイトちゃんも勉強で忙しいし、はやてちゃんも……」
「それだったら、ボクが手伝うよ」
「(よし! 釣れた!)でも、ユーノくん、司書さんのお仕事は?」
「あるにはあるんだけど。まだ、臨時職員扱いだから、もしもの場合じゃない限り暇なんだ。だから、ボクでよければ手伝うよ。それに、教えてなかったのはボクの責任だし」
「ありがとう、ユーノくん(的よろしく……)」
 ユーノとなのはは、そのまま海鳴市へと直接帰っていった。

「じゃあ、広域結界も張ったから……さっそく始めようか」
「うん、それじゃあ、まずは! アクセルモードから! なになに……『基本ベースのモードで、少しずつ魔力を注ぎ込んでゆく……そして、魔力打が撃てる程の大きさになったら、ゆっくりと霧散させる』」
 なのはは、アクセルモードのレイジングハートの先端に丸い玉を作り出しゆっくりと小さく散らしていった。
「なかなかいい滑り出しだね。まぁ、大まかな使用方法を知ってるから、きっと感覚でできるんだと思うよ」
「次いくね。レイジングハート、バスターモード」
 今度は、なのはの最も得意とするバスターモードでの使用方法。
「えぇと……(ふっ……)『術者にとって最も使用頻度の高いモードでは、デバイスのキャパシティを知るためにその極限まで魔力を注ぎ込み、限界だと思われる量になったらそのまま放つ』」
 なのはは、レイジングハートをしっかりと握って意識を集中させ始めた。それを見ていたユーノは、なのはの魔力にやはり驚かされるばかりだった。
「あの頃からいくらか経ったけど……なのはの魔力はどんどん大きくなっていっている。ボクの予想をはるかに上回って……」
 なのはは、止め処なく魔力を注ぎ込んでゆく。その姿に、遠慮は見られない。
 そして、注ぎ始めて数秒後……
「これって……」
「まるで、スターライトブレーカー……」
「ううん、まるでじゃなくて……」
 なのはは、ゆっくりとレイジングハートを少し上に持ち上げた。そして、放つ方向を確定させた。
「スターライト……」
「え、なのは? どうして……こっち……っ!」
 ユーノはなのはの表情を見て凍りついた。
「わ、笑ってる……まずい……これは、非常にまずい……」
 しかし、まずいと分かっていながら、魔力の威圧感なのかそれとも、なのはの殺気なのか……ユーノの身体は恐怖に震えて力が入らない状態にあった。
「な、なのは! 待って! いくらなんでも!」
「ブレイ……」
「話し合おう! もっといい方法があるはずだ!」
 必死に説得を試みるユーノ。だが、その言葉はなのはの耳には届かない。
「ダメだ! もうダメだ!」
「(じゃあね……)カー!!!!!!!!」
 レイジングハートより放たれる最強の一撃。眩い閃光と共に、光球の内部から飛び出した一本の柱は、一直線に進み……一瞬にしてユーノの身体を包み込んだ。

「エイミィ、ユーノとなのはの様子はどうだ?」
「うん、それがねさっきから映像が乱れてて……なんか、なのはちゃんがまた例の魔力砲を撃ったみたいで」
「また撃ったのか……まったく、以前にもあれを撃ったおかげでひどい目にあったっていうのに……」
 クロノとエイミィは、ユーノの哀れな結末など露知らず、逆になのはのことだけを心配するのであった。
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2007/06/17 21:10 【短編なのはSS
一個前の記事と時間を比べてみましょう。それが、制作時間となります。正直つかれました……では……



チャットログ物語



誰かが叫んでいた。
「鬼! 悪魔! 鬼畜!」
 その叫び声は、衛星を使って世界規模の範囲まで響いた。
「呼んだの?」
 その叫び声に一番最初に気づいたのは、高町なのはであった。なのはは、叫び声に苛立ちを感じて窓から空へと飛び出していった。そして、迷うことなく一直線に宇宙へと向った。
「やっぱりなの……」
 なのはの目の前には、一人の人間がいた。
「私に平気な顔をして、あんなことが言える人には全力全開でスターライトブレーカーなの。避けたら地球が粉々なの♪」
 笑顔で言いのけてしまうなのは。しかし、すぐに何かを考え込み発言を撤回した。
「避けなくても粉々なの?」
 なのはは、そう言うとレイジングハートをバスターモードへと変形させた。

その頃地上では、二人の学生が夜空を見上げていた。
「虚空に浮かぶ無数の光……」
「なぁに、詩人みたいなこと言ってんだよ」
「幻想に見えたそれは、しかし明確な殺意をもって俺を貫いた……」
「だからぁ!」
 一人が、語りを止めようとする前にもう一人は、何かを見つけたように空を指差した。
「……あ、何かでっかい光が見える。彗星かな?」
 一人が、指差された先へ視線を向けた。すると、たしかに彗星らしい光が見えた。けれど、彗星にあるはずの尾が無かった。
「いや、違うような……彗星は……」
 一人が彗星の定義を説明しようとした瞬間だった。突如、眩い光が彼らを襲った。そして……

 その頃、宇宙空間にはなのはがいた。正面には、表面的には無傷の地球があった。
「まだまだ余裕っすよ」
「誰なの?」
 誰かがなのはに話しかけてきた。
「地球っす」
「地球?」
 どうやら、なのはのスターライトブレーカーが原因で地球最深部にあった核が意志を持ってしまったらしい。
「そうなの。じゃあ、もう少し撃ってみるの」
 なのはは、立て続けに、バスター、シューター、A.C.S、そして再びスターライトブレーカーを放とうとした。しかし、最後の砲撃にザフィーラが待ったをかけた。
「砲撃など撃たせん!!」
「邪魔なの」
 なのはは、スターライトブレーカーを緊急解除して、アクセルシュートでザフィーラを撃ち落した。
「な、なのはさん……今のは痛かった……痛かったぞおおおおおおおおお」
 地球が咆哮を上げた。しかし、星なので簡単に移動することが出来く、叫んだままで終わった。
「これでも、あんまりキレてないの。ちゃんと、非殺傷設定なの。でも、今のあなたの叫びはとってもうるさかったの。設定を解除するの」
 なのはの周囲を宇宙空間にはあるはずの無い風が吹いた。そして、サイヤ人のように服を靡かせながら最終形態であり最強の砲撃を放つことの出来る、エクセリオンモードへとレイジングハートを変化させた。
「悪魔め……」
 と、そこにザフィーラの負傷を感じてヴィータが駆けつけた。しかし、時すでに遅し。隕石がなのはを囲んで誰も近づけない状態となっていた。
「悪魔でいいの。でも、訂正するの。私は……魔王だよ。そして、メイオウという名も掛け合わせて持ってるんだ」
 なのはが答えた瞬間、周囲を囲んでいた隕石が火柱を上げた。
「メラゾーマかっ!?」
「違うよ。今のは、メラだよ」

 地上では、急な事態に人々が混乱していた。その中で、孫悟空は希望を捨てず仁王立ちしていた。
「地球の皆! それと、地球よ! オラに元気を分けてくれ!」
『だ が 断 る!』
「な、なんだってー!」
 皆、悟空が勝てるとは信じていなかった。だから、自分の身を守るために逃げ惑うばかりであった。
「俺の一番好きな事は、必死になっているサイヤ人を絶望のどん底に突き落として楽しむ事だ! 神話の時代からそうしてきたっ!」
 地球は悟空にただ力を貸していたのではなく、こうやって絶望させるために芝居を打っていただけなのであった。

「そうだね。地球に賛成だ」
「あんたって人はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 プラントではシンがデュランダルの決定に怒り叫びを上げていた。
「けれど、地球を壊されてしまっては元も粉も無い。新たな機体を……」
「聞けシン!議長たちの言葉は確かに甘く聞こえるが、それがやがてすべてを壊す!」
「分かってる!」

「計画は失敗か……」
 デュランダルは一人で新たなモビルスーツの所までやってきていた。
「どうして……彼らを巻き込むんだ!」
 そこにはキラがいた。
「傲慢だね。さすがは最高のコーディネーター」
「傲慢なのは……あなたのほうだ」
 地下施設にデュランダルの足音が響く。そして、キラの横へとやってきた。
「この荒れた世界を君はどうする」
「覚悟はある」
 キラは一度目を閉じて、ゆっくりと開いた。
「僕は戦う」
 キラが決意を述べた。それに同調するように、反対意見が飛んできた。
「皆、エゴだよそれは!」

「私にはこの世界を裁く唯一の力があるんだ。だから、議長もキラもアムロも皆、踏みつけて踏みつけて灰にして、それでもなお立ち上がってくるなら……本当に地球ごと壊してあげる」
 なのはは、魔力で隕石のいくつかを操り砲弾のごとく地球へと発射した。
 隕石は大気圏で蒸発しきらず、地上へと降り注いだ。さらに、人々は混乱の渦へと巻き込まれていく。
「命なんて、こんな簡単なことでも死んでいってしまう安いもの……スターライトブレーカーを撃てばその柔さは手に取るように分かる……」
 なのはは、そこでようやくチャージを始めるのだった。

「チャージはさせない!」
 キラは地球から飛び出して、目標のなのはへと直進していた。しかし、そう簡単になのはの元へとたどり着けるはずが無かった。
「キラ、あなたはなのはの敵。生かしては置けない……っ!」
 フェイト・テスタロッサ・ハラオウン。なのはを最も愛している彼女は、なのはがやろうとしていることが例えどのような結果を招こうとも、助力すると心に誓っていた。
「フェイトちゃん……」
 なのはがフェイトの方を見ると、フェイトの他にもなのはを助けようとする者達がいた。
「………殺してやる。お前の贓物を撒き散らしながら殺してやる」
「ぶちまけろ!」
 今、運命のラストへ向けて一歩が踏み出されようとしていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――

「あっれ〜おかしいなぁ……ギン姉まだかな?」
 時空管理局広報担当の涼香は、テレビを見ながら一人個室にこもってなのは達……いや、ギン姉の登場を待ちわびていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 なのはの愚行を聞きつけた時空管理局では緊急会議が行われ、『なのは撃滅作戦』なるものが決行されることとなった。しかしその結果は……
「300人の武装局員が全滅だと!? 10秒持たずにか!?」
「はい! 魔王なのはの親衛部隊が思った以上の戦力を保持しています!」
「くそ!」
 艦長がコントロールパネルを叩いた時だった。
「謎の高速機発見! こちらに近づいてきます!」
「モニター! 映せ!」
「はい!」
 巨大モニターに機体の姿が映し出される。
「こ、これは……」
 誰もが無敵と認める赤いザク……
「シャアか!」

 なのはのエクセリオンモードでのチャージが終了する。
「ヴィータちゃん。そこで見ててね。スターライトブレーカーEX!」
 巨大な魔力砲撃が地球へ向けて発射された。
「な、なのは! おめぇ!」
 ヴィータは無理矢理、隕石の壁を突破してなのはを止めようと試みた。しかし、グラーフアイゼンが隕石を砕こうとする前に、隕石が火を噴く。
「近寄らないほうがいいよ……これは、まだメラだし」
「くそぉ……」
 目の前で行われていることを止めることが出来ない悔しさでヴィータはいっぱいだった。しかし、そんなヴィータとは違って、命を張ってなのはを止めようとする者が現れた。
「私だって管理局の陸士なんだーーーー!!!!」
 明らかにへっぴり腰の攻撃だった。しかし、勇気ある攻撃は隕石を一つ破壊した。
「うるさいよ」
 刹那、他の隕石が新米陸士を襲った。
「あぶねぇ!」
 ヴィータは、咄嗟に新米陸士を助けた。そして、なのはを睨みつけた。
「絶対に許さねぇ!」
 ヴィータは不可能だと分かっていて、隕石の壁へと飛び込んでいくのだった。

 地球では、キラの行為に触発された人々が行動を起こし始めていた。
「こちらスネーク!だめだ。奴らバケモンだ。核がオモチャに見えてしまう。もう持たない、撤退する!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――

「なんてチャット……でも、耐えてみせるあの子だって耐えたんだから!」
 フェイトはパソコンの前に座って、なのは主役のパロディSSに悶えていた。しかし、限界はすでに近かった。
「言ったはずだよフェイトちゃん。感情を制御できないと遊んであげないって。少し、頭冷やそうか?」
 なのははゆっくりと、フェイトに寄り添う。そして、耳に向けて優しく息を吹きかける。
「はぁぁあん!」
 アルフはその光景を見ていることしか出来なかった。
「は、放せ! フェイト! フェイト!」
「煩いわね」
 プレシアはアルフを縛っているバイントを強めた。
「ぐぁ……」
「アルフ!」
「余所見はダメだよ……フェイトちゃん」
 なのはは、フェイトの胸元へと手を伸ばした。
「え……っ!? ダメ! なにこれ……あたま、うまくかんがえっ! あぁっ!? すごい! スゴイ! アルフよりっ! すごいよぉぉぉ!」
「フェイトちゃんは……くすっ、ここがいいんだね」


―――――――――――――――――――――――――――――――――


「ドロー!殺人カード! 『ディバインバスター!』ドロー! 抹殺カード! 『アクセルシューター!』ドロー! 抹消カード! 『A.C.S!』ドロー原子還元カード! 『スターライトブレーカー!』ドロー!……」
 なのはは、ターンを連続していた。
「みんな仲良しさんやなぁ」
 はやては、そんな様子を暖かな目で見守っていた。しかし、そんな暖かな目が逆効果だったのか、ガキ扱いされたと思ったなのはは、はやてに向けて総攻撃を繰り出した。
「なんやて!?」
 はやては、予期せぬ出来事に対処しきれず、バリアを展開することしか出来なかった。
「あ、危ないところやった……」
「はやてちゃん、危ない状況はまだ続いているんだよ?」
「どういう……」
「……じゃあね」
 なのはは、最後の一撃にA.C.Sを使おうとした。
「見切ったぁっ!」
 はやては、バリアを突き破られた場合を考えて、シールドを二重に張った。
「かかったね」
 なのはは、レイジングハートをシールドとバリアの間で停止させた。
「……まさかっ!」
 はやては、気づいた。しかし、それはすでにA.C.Sが放たれたときだった。
「そう、反射系のシールドとバリアの間に高質力の魔力を注ぎこんで、シールドが崩壊する寸前で止めて……」
「シールドの割れ目からブースト状に高質量魔力を噴射させて、宇宙空間を永遠に彷徨わせるぅぅぅぅぅ………」
 はやては、宇宙の彼方へと飛んでいってしまった。

こうして、なのはを止められるものがいなくなった地球人類は……降伏した。


―――――――――――――――――――――――――――――――――

「ねぇ、なのは。僕も」
「フェイトちゃんは、私だけのオモチャ、淫獣は静かにしているほうが身のためだよ」
「はい……」
 なのはは、フェイトの開発に勤しんでいた。
「よし、ここからは私も手を……」
「裏切り者のグレアムさんも、退いておいたほうがいいですよ。ロッテとアリアを置いて、消えてください」
「……分かった……」
 去っていったグレアムは同じように沈んでいるユーノを見つけた。
「君も私と同じか……や ら な い か」
「うほっ、いい男」
 ユーノとグレアムは見つめあい………
「カットー!」
 素早く割り込んできたスタッフに、引き離された。
「カットやカット! あかん! あんたらはホモフラグが立たへんキャラ設定やったやろ?」
 そこに監督の八神はやてがやってきた。
「こりゃ、ボケ老人にキャストを任せたのが失敗やったな。よし、キャスト交代! 老人には帰ってもらい!」
「な、は、放せ! 私はまだできる! 本当だ、信じてくれ! 私は! 私はぁぁ!」
その後、グレアムの姿を見たものはいなかった。
「っと、皆一度集まってくれへんか〜?」
「ん? どうかしたのはやてちゃん?」
 失神寸前のフェイトをそのままに、なのはは、服の乱れを整えて立ち上がった。
「今日はな、特別ゲストがおるんや。入ってき〜」
「あの、何ですかここ。涼香さんと打ち合わせに来たのに」
「ギンガ・ナカジマ! 通称、ギン姉や!」
 ギン姉の登場に収録スタジオが歓声に包まれる。その中で、ギン姉はただただ戸惑うばかり。
「あの! これって、どういう……」
「安心してな。涼香はちゃんと、奥の部屋で待機中や」
「そうでしたか。安心しました」
「よっしゃ! ギン姉成分を補充したところで! 収録の再開や!」
『オー!!』
 ギン姉は、はやての言葉に少し苦笑いしながら、奥の涼香が待機していると言われた部屋へと向った。
「遅くなってすみません!」
「あ、ギン姉! 遅いですよ〜さぁ、始めましょうか」
「はい」
 ギン姉は、ヘッドホンを手に取ろうと……
「ギンガ! 緊急事態だ! すぐにこっちの部隊に戻って来い!」
「え!? でも!」
「でもも何もねぇ! 早く来い!」
「また、お仕事ですか?」
 涼香はもう、慣れていた。そして、ギン姉への愛情があるからこそ……許せた。
「いってらっしゃい」
「すみません!」
 ギン姉は、部屋を飛び出していった。
「さて……始めますか。………はいでは、全国の魔法少女の皆さん、こんばんは〜。魔法少女リリカルなのはをより一層楽しむための非公認情報番組、時空管理局ラジオです!」


終わりです、チャットログとのシンクロ率は約85%となっております。私は、ガンダムについてちょっと知識が間に合ってないので、ガンダム成分が他より少ない仕様となってしまいました。お許しください。

それと、最後の締めですが……時空管理局ラジオのチャットなので、時空管理局ラジオで締めてみました。いかがなものでしょうか。私は、結構良い締めだと思うんですけどね(笑)
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2007/06/17 16:48 【未分類
謝罪から……今日のカテゴリーは分類できません。


さて、怪しげな謝罪文章から始まりました今日。私に、とてつもない難題が降り注ぎました。

始まりは、6/17 13:25分の頃の事でした。昨晩から続いてた、時空管理局ラジオの後編(私は二次会と呼んでおります)のチャットで私は……
「接続詞を多用してしまう」
と、SSを書く上での悩みを打ち明けました。実は、その以前よりSSサイトについての話題が上がっており、
(よし、ちょうど良い機会だから)
と思っていました。

で、私が相談いたしますと、心優しき方々が色々なアドバイス並びに(きっと)叱咤激励をしてくださいました。もちろん、私はそこで感謝感激雨霰と、枕ではなく座布団を涙で濡らしておりました。その時でした。R様のご帰還と共に始まった謎のパロディ大会。皆様、狂いに狂って(失礼な!)、色々なネタを放出されました。それを見かねた私は、軽い気持ちで
「このログを何かにまとめて、今日のSSにしようか・・・」
はい、全ては自爆から始まったのです。こんな、後のことも気にしないような発言で、私の6月17日は崩れることになりました。
 私の発言に反応した方が
「やってしまえ!」
 と、言われたのです。ということで、仕方なくログをとり始めた私……最初は、1時間20分……

1時間20分!!??

も続くとは思いもよりませんでした。
1時間20分って……30分アニメのCMカットで4本分に相当するんですよ!?誰が想像できましょうか……まず無理です……

でも、言ったからにはやるのが漢!ここは、私のモットーである気合と根性を総動員させることにします。
では、作品掲載をお楽しみに……
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2007/06/16 22:46 【なのはSS(短編)
時空管理局ラジオ!!


涼香タンは最高過ぎます……今日もカラオケ期待です。

全力で聴け!!  

聴かないとバスターなの 

 さて、今夜は時空管理局ラジオでございます。なので、今日はあわせて更新でございます。
(あ、後ろでは扇風機がぐるぐるぐるぐる回っております〜涼香タンも、環境雑音の一部として扇風機をいれられてはどうですかねぇ)

ここ最近、ずっと短編SSばかりなのですが……許してください。準長編は私にとっても未知の世界です。

……言い訳はここまでにして……はじめま〜す。

梅雨はこうやって乗り切れ!(新ジャンル:超短編)←このジャンルは後で説明いたします。


ここ数日間、毎日といっていいほど雨が降っている。今の時期は、梅雨。梅雨前線が、日本上空を覆って全国的に雨の日が続いている。
「今日も雨だねぇ……」
「仕方ないでしょ、梅雨なんだから」
 なのはとアリサは教室から空を見上げていた。
「でも、不思議だよねぇ」
「何がよ?」
 なのはは、教室の中へ視線を戻すと窓に背中を預けて教室の天井を見上げた。
「こうして、見えている表面は雲ばっかりなのに、その厚い雲の上には青空が広がっている」
「そうね」
「で、その青空は曇ることが無い」
「それがどうしたのよ」
「どうして上と下じゃ、天気が違うのかな?」
「何よ、簡単なことじゃない(アリサのお天気解説は長くなるので略します)だからよ」(って、何略してんのよっ!)
 アリサが解説を終えると、なのはは再び空を見た。
「そうなんだ……」

 なのはは放課後、学校の屋上へとやってきていた。
「雨はあがったけど、まだ少し曇ってるね……」
 なのはがつぶやく。
「なのは!」
 それと同時にフェイトがドアをバタンと開けて飛び込んできた。
「フェイトちゃん?」
 なのはは、振り返る。
「なのは!いったい、何をするつもりなの!?」
「すごいね……フェイトちゃん……私が何かやろうとしてるってわかるんだ……」
 顔を上げて遠い空へと視線を移す。
「危ないこと……じゃないよね……」
「うん、安心して……さぁ、レイジングハート」
 なのはは、バリアジャケットを着てレイジングハートをスタンバイモードへと変化させた。
「フェイトちゃん、私ね曇りって嫌いなんだ。だって、暗いし雰囲気も暗くなるし……」
 ライジングハートの頭を少しずつ空へと向けていく。
「でも、曇り空って表面だけの話で、その向こうにあるもっと高い空はいつも晴れてるんだよ。だからね、私やるね」
 レイジングハートが完全に空へと向けられた
「ま、まさか……!」
「……ディバイン……」
 レイジングハートの周りに魔方陣が現れた。
「ダメ! なのは!」
 フェイトが静止を呼びかけるのだが、すでに遅かった。
「……バスター……」

『今日の午後、私立聖祥大学付属小学校屋上から放たれた光が、雲を突き抜け例年よりも15日以上早い梅雨明けを迎えました………』
 家でニュースを見ていた、クロノは思わずコーヒーを噴出してしまった。



さて、いつも以上の短編SSです〜このままいくと、『超短編』なんていうカテゴリーができるかもしれません〜まぁ、それもまた結構楽しいかもしれませんね。だって、長いSSも面白いのですがやっぱり時間がかかってしまい、暇なときじゃないと見れなかったりするんです。だから、こうやって物凄い極端な短編の方が読みやすかったりするんじゃないかなぁ……はい、戯言です。長い文章が書けないから逃げているだけ……かもしれません。


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2007/06/14 16:32 【なのはSS(短編)
さて、数日間休んでいたぶんだけ、今日は普通のコメディを書こうと思います。ですが、注意があります。

私にコメディの才能は皆無です。

題名知る事


「ちゅん、ちゅんちゅん……」
 窓の外から小鳥のさえずりが聞こえてくる。今日も夜が明けて、新たな一日が始まる。
「……………ん?」
 高町なのはは、ベットから体を起こしたのと共にサラリと降りてきた髪に違和感を感じた。
「………あれ?」
 いつも以上に長い髪、癖の無いストレート、そしてなにより髪の色……
「……まさか……」
 なのはは、ベットから飛び降りて近くの鏡で自分の姿を確認した。すると、そこには見慣れた大親友の姿があった。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
 朝の高町家になのはのものではなく、フェイト・T・ハラオウンの声が響いた。

 一方、同じ頃に目覚めた代わってしまったフェイトは、喜びに舞い踊っていた。

「というわけで、私達いつの間にか入れ替わっちゃったみたいなの……」
 なのははフェイトの姿のまま、そしてフェイトはなのはの姿のまま学校へ登校してきていた。
「入れ替わっちゃったみたいなの……って、そんなことあるわけないでしょう!」
 アリサは、なのは(外見はフェイト)の言っていることが信じられなかった。
「第一! 現代においてそんなことが起きるのはドラマや空想の世界だけよ!」
「でも……」
「これは紛れも無い事実だから仕方ないよ」
 フェイト(声はなのは)は、淡々と言う。
「ま、紛れも無い事実がありえないって言ってるんでしょうが!」
 アリサは一回一回の発言につれてヒートアップしていく。
「あ、アリサちゃん、落ち着いて。今は、二人の話を聞こうよ」
「すずか! あんたまで、二人の言ってることを信じるっての!?」
「え、その私は……」
 アリサの勢いに負けて、すずかは何も言い出せなくなってしまった。
「とにかく! ふざけてないで、何を企んでるのか言いなさい!」
「企んでるって言われても……」
 何も企んでいない……と言えば、アリサが更にヒートアップしそうだったので、なのはは何も言えなかった。しかし、アリサとは逆の意味でヒートアップしている彼女は、ここでも淡々と言った。
「だから、紛れもない事実なんだよ」
「ムキィィィィィィィィィィィィ!」
 この後、教室はカオスに包まれた。

「アリサちゃんには、ちょっと悪いことしちゃったかな……?」
 放課後、朝のことで不機嫌なままだったアリサは、すずかと一緒に先に帰ってしまった。
「でも、やっぱりこれは紛れも……」
「フェイトちゃん」
「あ、ゴメンなのは……」
 フェイトはハイテンションなせいなのか、それとも完全な天然なのか、朝からそれしか言っていなかった。
「フェイトちゃん、私ね今日一日、フェイトちゃんの姿で過ごして分かったことがあるんだ」
「何が分かったの?」
「うん、あのね、私、フェイトちゃんの事をなんでも分かってるつもりだったんだ。でも、実際、私の知ってるフェイトちゃんっていうのはごく一部分でしかなくて、頑張ってることや苦労してることは全然知らなかったんだ。たしか、フェイトちゃん国語の勉強、すごく頑張ってるよね」
「うん……」
「実は、ちょっとだけノートを見させてもらったんだけど……私達の世界の言葉がいっぱい書いてあってすごく驚いたんだ。それほど、覚えたいんだなぁって」
「わ、私も……なのはのこと全部知ってたつもりだった。でも、私の知らないなのはもいっぱいいて……」
 二人ともそれぞれのことを知っているつもりだった。しかし、実際知っていたというのは表面だけで、もっと深いところはまったく知らなかった。けれど、こうして入れ替わることによって、なのははフェイトのこと、フェイトはなのはのことをさらに知ることができた。それが、二人の絆を自然と強めていた。
「じゃあ、私達も帰ろっか」
「そうだね」

「二人とも、いい経験になったみたいだな」
 時空管理局所属、巡行艦「アースラ」艦内で、モニターを前にして、フェイトの義理の兄であるクロノが呟いた。
「それぞれがそれぞれのことを、もっと詳しく知ることによって、さらなる信頼関係が生まれる。おそらく、二人はもっと強くなる、その上で互いを知ることは重要になってくるだろう」
「なぁに、詩人みたいのことを言ってるのかな?」
 クロノがモニターに目をやっていると、エイミィがやってきた。
「詩人なんかじゃないさ、僕は二人を見守っているだけさ。そして、これからもね」
「ほぅほぅ、好みの女の子と義理妹を付けねらう輩は、即処分ってことかぁ」
「な、何を言ってるんだ!」
 クロノは椅子から立ち上がって、振り返った。すると、エイミィはすでにそこにはいなかっ……
「シスコン」
「どういう意味だ!」
 扉のちょいと顔を出してそれだけ告げると、本当にいなくなってしまった。
「こら! 待て!」
 クロノは最後の言葉を訂正するためにエイミィを追うのだった。

『ということで、夜になったけど、明日には私達戻っちゃってるのかな?』
『どうだろう? 寝て起きてみないとこればっかりは分からないよ』
『そうだねぇ』
『うん』
『ねぇ、フェイトちゃん。もし、もしだよ? もし、またこうやって入れ替わっちゃうことがあったら……』
『なのはから、なのはのことを私に教えてくれないかな?』
『え? どうして? どうして、私が言おうとしたことが分かったの?』
『どうしてだろう? 私も自然と言葉が出ちゃった』
『そうなんだ』
『そうなんだ』
『『………………………………………』』
『じゃあ、そろそろ寝ようか。おやすみ、フェイトちゃん』
『うん、おやすみ、なのは』

 翌朝、なのはとフェイトは自分の姿に戻っていた。




はい、終わりです。あれですね、結局コメディの色が薄い作品になりました。やっぱり、私にはコメディは向いてないんですね!

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2007/06/10 01:29 【なのはSS(短編)
さて、更新版を出します〜そうですねぇ……ずっと、同じものばっかり書いていても癪なので……新しい短編を一作品仕上げてみましょうかね……



同じ時間、同じ場所、同じ………

「あ、ヴィータちゃん。ちょっと、手伝ってもらいたいことがあるんだけど……いいかな?」
「あぁ、別に構わないけど……なんだ? その荷物?」
 ヴィータの前に立っているなのはは、両手で箱のタワーを抱えていた。何かの資料のようなのだが……あの頃から成長していないヴィータの身長では、何の資料が入っているか確認することができなかった。
(そうだよ……あたしや、シグナム、シャマル、ザフィーラは成長しないんだよ……だから……)
「ん? ヴィータちゃん、どうかしたの?」
「あ、いや、なんでもねぇ……よし、手伝ってやるよ」
「うん、ありがと」
 なのはは、タワーを一度床に置いて、一番上にある一番小さな箱を持ち上げると、そのままヴィータへと渡した。
「あれ? なんだよ? やけに軽いじゃねぇか」
「そんなことないよ……よいしょっ……」
 重そうに箱のタワーを持ち上げるなのは。
「もう少しなら持てるぞ」
「大丈夫、大丈夫。さ、ついて来てね」
 なのはが歩き出す。ヴィータは、あの頃はほとんど同じくらいの身長だった背中を見つめていた。今は、もうあの頃の面影は無い。

 一つ目の角を曲がると、そこにはフェイトとシグナムがいた。どうやら、自分達の模擬戦について話していたらしい。
「なのはとヴィータは模擬戦とかしないの?」
「うーん……するけど、そんなに頻繁にはできないかな?」
「そうなんだ、なら………」
 なのはとフェイトは、早速、自分達の世界へと入っていってしまった。そうして、取り残されたのはヴィータとシグナム。
「ヴィータ」
「なんだよ…」
「何かあったか?」
「…何だよいきなり」
 シグナムの質問にヴィータは少しだけ動揺した。けれど、表には出さない。
「そこの角から今の時まで、お前らしくない浮かない顔をしていたからな。少し、気になっただけだ」
 シグナムはヴィータの細かい表情の変化をちゃんと捉えていた。
「シグナム……」
「なんだ?」
「あたし達って、ずっとこのままなんだよな……ずっとこの姿のまま、ずっと過ごして、ずっと生きていく……」
「それがどうした?」
 シグナムの淡々とした答えにヴィータは少し、複雑な心境だった。
「シグナムはそれでいいのかよ………皆みたいに、止まった時間とかじゃなくて、動いている時間に生きないとか思わないのかよ……」
「時間に動いているも止まっているも無いだろう」
「でも!」
「ヴィータ、忘れてはいないか? 私達の使命は、主はやてに従いお守りしていくことだ。そのために、お前の言う動く時間は必要なのか?」
 誰かを守るために、限りある時間は逆にハンデとなってしまう。ヴィータもそれは分かっていた。けれど、そんな誰かを守るという使命を上回る思いが、なのは達と出会い共に過ごしていくことで芽生えてしまっていた。
「とにかく、この生活は主を守る一環のようなものだ。忘れるな」
 シグナムはそれだけを言うと、同時に話を終えたフェイトと共に行ってしまった。
「じゃあ、ヴィータちゃん行こっか?」
「あぁ……」

 ヴィータとなのはがたどり着いたのは、六課の資料庫だった。
「はい到着!ご苦労様」
 なのはは、ヴィータから荷物を受け取って再び一番上へと乗せた。そして、倉庫の鍵を開けて中へ入ろうとした時だった。
「ヴィータちゃん、私はね、別に止まった時間でも動いた時間でも同じ場所で同じ空気を吸って過ごしていればそれは、私達全体で見れば動いてる時間だと思うんだ。だからさ、あの頃からずっと変わってないなんてことはないよ」
 なのはが倉庫の中へと入っていく、その時に見えたなのはの背中には、さっきまで見えていなかったあの頃の面影があった。



はい、終わりでございます。結構な時間がかかりました。ちょっと、時間の関係で文章があやふやになっていますが……私は、言いたいことが伝えられたので十分です。

涼香タンの生ライブ最高でした!どこが最高か?っていうと……

ABOUT

なところが!
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2007/06/09 21:11 【なのはSS(準長編)
なので、書きます。今回は、早い時間の更新なので、ちゃんとした文章になると思います。


「そうだね、確かに隊舎に連れて帰っても、はやてちゃんが認めてくれない限り、飼えないんだよね……」
「そこらへんは大丈夫だよ」
 なのはとフェイトの心配をよそに、ヴィータが話し始めた。
「はやてならきっと許してくれる」
「どうして?」
「そりゃ……あたしは、こう見えてもなのは達よりもずっと長くはやての側にいたんだ……理由とかはねぇけど……」
 たしかに、ヴィータ達「守護騎士」であるヴォルケンリッターの面々は、なのはとフェイトがはやてと出会う以前から一緒に暮らしていたし、「闇の書事件」が解決した後でも4人はずっとはやてと過ごしていた。そうやって見てみれば、ヴィータがはやての事をよく知っていてもおかしくなく、言っていることも正しいように思われる。
「でも、さすがにヴィータちゃんだけの考えで連れて帰って、もし許してもらえなかったら逆にかわいそうだから……一応、連絡をとってみるね」
「お、おい! どういうことだよ!」
「まぁまぁ、ヴィータ、落ち着いて。なのはだって、ヴィータがはやての事をよく知っているのは分かってるから」
 なのはの言葉に怒ったヴィータを止めたのはフェイトだった。
「でも、やっぱりヴィータの一任だけで連れて帰ることはできないんだよ。それに、はやてが良くても他の皆のことも考える必要があるから」
「で、でも!」
「大丈夫」
「………」
 ヴィータはこれ以上、返す言葉も無くなり静かになった。
 一方、なのはは、はやてと連絡を取り始めていた。
『もしも〜し』
『あ、なのはちゃん、どないした?』
『うん、ちょっとね聞きたいことがあるんだけど……いいかな?』
『えぇよ、うちもちょっと一段落着いた所や』
『あのね、実は……赫々云々……色々あって』
『へぇ……で、なのはちゃん達は、その犬を連れて帰って隊舎で飼いたいと?』
『うん、そういうことなんだけど……やっぱり、無理かな? もしもの場合とか、緊急時に何か無いとも言えないし……』
『うーん……そやなぁ……うちは別にかまわんよ? ちょっと待って、皆に聞いてみる』
『皆〜、どうやろ?』
『僕は別にかまいません』
『私もいいですよ〜ザフィーラだけっていうのは、さすがに寂しいですし』
『シャーリーどういうことだ?』
『あ、ザフィーラ! いや、そんなことないよ、ザフィーラだけでも十分華やかだから』
『あはは……ということで、こっちはすっかりOKや。連れて帰ってきてもええよ』
『ありがとう、はやてちゃん』
『どういたしまして、ほな隊舎でなぁ』
 はやてとの連絡が切れる。
「だから言ったじゃねぇか! はやてなら許してくれるって!」
「そうだね。やっぱり、ヴィータちゃんの言ってることは正しかったみたい」
「あ、あぁ……」
 なのはがあまりにもあっさり、ヴィータが正しかったことを認めてしまったのでヴィータは再び、返す言葉を失ってしまった。


と、今日はここまでです!でも!

もちろん、これだけで更新が終わるわけがありません!

そう!本日!6月9日は……

涼香タンラジオ!

もとい……

時空管理局ラジオ!

ということで、ラジオの放送中に更新する予定です!リアルタイム捕捉頑張ってくださいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

(………ま、SSサイトは最後の紹介だから私がリアルタイム更新するとなると……リロードまで起きていないといけないのよねぇ……(あきら様風)

とにかくです!

時空管理局ラジオ
時空管理局ラジオ
時空管理局ラジオ
時空管理局ラジオ


を!よろしくおねがいします!(選挙みたいですねぇ

魔法少女リリカルなのは ポータル『時空管理局』様

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2007/06/07 00:18 【なのはSS(準長編)
 ■ 
 「2度あることは、3度ある」などという言葉は、意識の低さから生まれる言葉です。なので、意識を高く持っていきましょう! さぁ!

Let's write!!

今回のSSは例の(中編1)の続きとなります。なので、タイトルは(中編2)ということですね。このままいくと、私自身もどれだけ長くなるのか予想もつきません。なので、長い目で見てやってください。


 スバルとティアが再び湖の中に沈んでいる間、5人は言葉も出ないまま固まっていた。
「ま、まぁ、二人とも元気みたいだから……一応、一安心かな……?」
「だ、だから言ったじゃねぇか! 手加減したって!」
「でも……二人とも……大丈夫かな?」
 なのは達3人は、まだわずかに泡が浮き上がってきているポイントを見つめた。上がってくる気配は無い。

 まだ少し、汚れの残っている犬が湖を犬掻きで泳ぎ回っていた。

 水中では、スバルとティアが格闘していた。
「ぼごぼごぼご!」(ゴメンってば!)
「ぼごぼごぼご! ぼごぼごぼごぼごぼごぼごぼご!」(うるさい! あんたはいつも!)
「ぼご……」
 突如、スバルの口が止まった。
「ぼごぼごぼごぼごぼごぼごぼご!!!」(息が! 息がもたない!)
「ぼご! ぼごぼご! ぼごぼごぼごぼごぼごぼご!!」(え!? ちょと! スバルしっかりしなさい!)
「ぼごぼごぼご! ぼごぼごぼご!」(離して! 離して!)
 スバルの必死の訴えに、ティアはようやくスバルを解放した。すると、途端にスバルは湖面に向けて急上昇を始めた。それを水底から見ていたティアもそこでようやく気がついた。やはり、人は何かに集中していると、その状況下ではありえないようなことをしてしまうらしい。
「ぼごぼご!」(息が!)
 ティアも危機感を感じて、スバルに続いて急上昇を始めた。

「………さすがに長くないか……?」
「そ、そうだね……」
「二人とも……」
 と、隊長、副隊長が本当に心配を始めた時だった。
「ぷはぁ! ハァ! ハァ! ハァ! ふぅ………死ぬかと思ったぁ……」
 スバルは飛び出してきた。
「スバル!」
 なのはがたまらず声をかけた。
「え!? え! なのはさん!」
「大丈夫?」
「フェイトさんまで!」
 スバルは浮き上がってきてようやく今の状況が理解できたので少し慌てた。
 と、そんなスバルに続くようにティアが飛び出してきた。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
「ティアナも大丈夫?」
「ハァ……はい、大丈夫です……」

「ティアさんも、スバルさんも無事でよかったぁ」
「うん、そうだね」
 エリオとキャロは、仲の良い二人を見ながら同じことを思っていた。
(私もティアさんやスバルさんみたいに、エリオくんと仲良く慣れたらいいなぁ……)
(ボクたちもいつか……)
 しかし、同じことを思っていても行動を起こすことは容易ではない。何せ、エリオとキャロは「男の子」と「女の子」なのだから。しかも、年が年、キャロはまだ少し幼いのでいいかもしれないが、エリオは自覚がある。二人が、スバルやティアのような仲になるには、まだ少し時間が必要のようである。

「ったく、二人とも心配をかけないの」
「「す、すみません」」
 二人の声が見事にハモる。
「なのは、お説教はそれくらいにして……ちょっといいかな?」
 フェイトは、なのはのお説教を止めて、湖面へと近づいた。そして、近くへと寄ってきていた犬を水の中かな持ち上げると、今度は最初から地面に下ろしてやった。すると、水で湿っているのが気に入らないのか、体をブルンブルンと震わせた。
「わっ! こら!」
 フェイトは散ってきた水から身を守ろうとする。しかし、防ぎきれなかった水滴が服を少しだけ汚した。
 と、そうやって乾燥を終えた犬はフェイトと共になのは達のもとへと戻ってきた。
「この子なんだけど……」
 フェイトの話はこうだった。
 訓練場に迷い込んだ犬をそのまま放置するのは、心が痛いから宿舎まで連れて帰ってあげたい。でも、宿舎に連れて帰ったところで飼うことができなかったらどうしよう。
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2007/06/06 00:59 【なのはSS(短編)
一日に5回も記事を消してしまいました……ということで、これは6作品目と言っても過言ではありません……


「今夜は、はやてちゃんの帰りが遅いということで……私がお夕飯を作るわ!」

と、意気込んだシャマルだったが……

(すみませんが、かなり中略します。もちろん、中略は私もしたくありませんでした……しかし時がそれを許してくれないのです……以上、言い訳でした)

場面は、はやてが帰ってきてからまで飛びます。

「ただいま〜」
 はやてがようやく帰ってきた。と、ここで本来ならばヴィータが飛び出してくるはずなのだが……今日は誰も出てこなかった。はやては不審に思って、急ぎ足で家に上がり部屋を覗き込んでみた。すると、そこにはちゃんとヴィータ、シグナム、シャマルがいて……ザフィーラは見当たらなかった……
「ただいま〜」
「あ、はやてちゃん、お帰りなさい」
「「…………………」」
 シャマルはちゃんと、返答したのだが残りの二人がまったく反応しない。
「あれ? 二人ともどないしたんや?」
「え、あ、ふ、二人とももう寝ちゃったみたいで……」
「え? そうなんか? ヴィータなら分かるんやけど……シグナムも?」
「は、はい、どうやら仕事の疲れが溜まってるみたいで……」
「そうか、ならゆっくり休ませてやらんとな」
「そ、そうですね……」
「ん? どないしたんやシャマル? さっきから変やけど?」
「え? そ、そうですか?」
 シャマルは明らかに動揺していた。けれど、その原因が何なのかは絶対に言えなかった。
「ま、そういうことなら……シグナムは無理やけど、ヴィータはちゃんと部屋で寝かせてやらなな」
 と、はやてがヴィータの正面へ回ろうとした時だった。シャマルは反射的に、はやての前へと立ちふさがった。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
「わっ! びっくりした! 一体、どうしたんや? シャマル」
「は、はやてちゃんは疲れてるだろうから私がヴィータちゃんを運びますよ。ゆっくりしててください」
「そうやけど……シャマルも色々疲れとるんとちゃうの?」
「い、いいえ! 私は全然!」
「シャマル……何か隠しとらへん?」
「え!?」
 シャマルは、はやてのいきなりの切り込みに一段と動揺した。
「ほらやっぱり……何か隠しとるんやろ? 誰にも言わへんから言ってみ?」
「な、なんのことですか? 私がはやてちゃんに隠し事だなんて!」
「知っとったか? シャマルは何かを嘘や隠し事を秘密にしようとするとき、必ず前で手を合わせるんや」
 はやてが指摘したとおり、シャマルは手を合わせていた。シャマルはそれに気づくと、すばやく下ろした。
「というのは、嘘や。シャマル、何を隠しとるんや? うちには言えんことなんか?」
「ち、違うんです……」
「じゃあ、なんや言うの?」
「わ、私も……はやてちゃんみたいに料理を作ってみたいだけなんです……」
「え……?」
「私もはやてちゃんみたいに、おいしい料理を作って、みんなに喜んでもらいたかったんです……でも、私、料理下手みたいで……作ってもあんまりおいしくなかったり……」
 シャマルは、全てを打ち明けた。そして、今、ヴィータやシグナムがどうして、何の反応も見せないのかも。
「そういうことやったんか……」
「はい……嘘ついてごめんなさい!」
「え? いや、いいんやで? 本当のこと言ってくれればそれで」
「はやてちゃん……」
「それに、シャマルはうちみたいに料理がつくりたいんやろ?」
「は、はい……」
「任せとき! うちが教授したる!」
「ほ、本当ですか!?」
「本当や! さぁ、これから忙しくなるで〜」


さて、このSSは「マイスターはやての誕生日記念」のものとなっております。ですが、この作品はいまだに未完成です。いつか、本当の完成をお楽しみにお待ちください。
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2007/06/03 18:59 【未分類
 ■ 
本日2回目の更新となります。

 さて、昨日は「時空管理局ラジオ」2回目の放送おつかれさまでしたでした。いやはや、涼香タン……(*´д`*)ハァハァ(・・・ぇー)

 とまぁ、アホ〜な反応は置いといて……やっぱり、先週から引き続き今週もグレアム色の強いラジオでしたねぇ。いや、色が強かったのはチャット限定かな? 10分に一度の割合で「グレアム」の単語が出ておりました。きっと、これはグレアムの呪いに違いありません。この際なので、みんなで呪いにかかってしまいましょう(ぉぃ)

 それにしても、何故グレアムがあんなに人気になったのでしょうか?そりゃ、あのおじ様がとっても魅力的なのは分かるのですが……あそこまで騒がれるようになったのは、きっと何かとんでもない理由があるに違いありません。でも、私にはそれを調べる術がないので……あきらめま〜す。

 で、今回もそんな「グレアム〜」な流れができたラジオなのですが、私は思いましたよ……

「グレアム一人じゃ可哀想だなぁ……」

と。まぁ、掛け合いの相手は涼香タンでも良かったんですけど……涼香タンはギン姉に夢中だということなので、今回はあきらめることにしました。けれど、それでは問題解決になりません。なので、

「今回のStSのおじ様キャラでいってみよう」

ということで「ゲンヤ」で掛け合わせてみることを考えました……

ですが!

私、絵かけません。なので、文章で記すことにします。乞うご期待!


(追伸)
 
 えぇ!報告があります!なんだかんだでもう!

 念願叶いました!

 案外早いものでした!開設一週間でした!ありがとうございます!

魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」様!



これからよろしくお願いします!
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2007/06/03 10:11 【なのはSS(準長編)
今日は諸事情もありまして、早めに更新させていただきます。

さて……前回、(前編)というものをつけたのですが……どうやら、(前編)(後編)では終わりきらないようです。なので、急遽(中編)を組み込むこととなりました。ご了承ください。


 フェイトは湖の辺によく見覚えのある後姿を見つけた。
「なのは?」
 声をかけてみると、ティアの横に座っていたなのはがこちらに振り返ってきた。
「あれ? フェイトちゃん達も休憩?」
「え? あ、ううん、違うんだ。ちょっとこの子が可哀相で」
 フェイトは腕に抱えていた犬をゆっくりと下ろしてやった。すると、犬は物凄い勢いで走り出して、湖へと飛び込んだ。そして、発生した水飛沫がティアに軽く襲い掛かった。
「うわっ! ちょっと〜〜!」
 最初から汗や砲撃を受けて飛ばされたときの泥や汚れがついているとは言ったものの、それを理由に跳ねてきた飛沫に文句を言わない理由は無い。
「あぁぁぁぁ! もう!」
「ティ、ティアナさん!?」
「何!」
「あ、いえ……なんでもありません」
 エリオはティアの勢いに負けてしまった。
 
 と、その頃、まだヴィータとスバルは別の所で訓練を続けていた。
「今度は、押し負けたり受け負けたりするなよ!」
「はい!」
「いくぞ! アイゼン!」
 ヴィータはグラーフアイゼンを振りかぶった状態のままスバルの真正面に突進を仕掛けた。スバルは、まずバリアで応戦にかかった。
「そうだ! 踏ん張れ!」
「はい!」
 スバルの足場が抉れ始める。しかし、スバルの身体自体はさほど動かず定位置のまま。
 それから数秒してヴィータは良い所で攻撃の手を止めて再び一定の距離をとった。スバルはそのヴィータが後退する時間を使って、反撃へと転じる。
「マッハキャリバー!」
『load Cartridge』
 リボルバーナックルのカートリッジシステムが作動する。そして、スバルはマッハキャリバーを走らせて、ヴィータと真っ向勝負を挑んだ。
「たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「来い!」
 スバルのリボルバーナックルがヴィータのシールドへと牙を剥く。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 全身全霊でヴィータのシールドを打ち抜こうとする。だが、その思いとは裏腹になかなか上手くいかない。逆に、押し戻され始めてしまう始末。
「甘い! アイゼン!」
 ヴィータは片手でナックルを受け止めながら逆の自由な手で、グラーフアイゼンを振るった。
 スバルは思いもよらぬ攻撃に反応しきれず、一瞬だけバリアの展開が遅れてしまった。そうならば、なし崩し的に攻撃のリズムも崩れてしまい……バリアの強度が間に合わず、打ち飛ばされてしまった。

「なのは、ティアナの調子はどう?」
「うん、なかなか。エリオやキャロの方はどう?」
「エリオはちょっと、油断したみたいで、キャロの方はさっきの子がいたからまだ」
「そうなんだ」
「うん」
 不意に二人の会話が途切れる。しかし、その時間は決して苦痛ではなかった。むしろ、このように自然とやってくる静寂が二人の信頼を示しているといっても過言ではない。
「スバルは今頃、ヴィータちゃんと頑張ってるんだろうなぁ」
「そうだね。でも、ヴィータのことだから手加減してないかも」
「あはは、フェイトちゃん、そんな怖い事言わないでよ」
「冗談だよ、なのは。さすがのヴィータでも手加減ぐらい……」
「きゃーーーーーーーーー……………」 
 二人の会話を遮るようにして、森の奥の方から聞き覚えのある叫び声が聞こえてきた。
「この声は……」
「スバル!?」
 ティアは不意に立ち上がった。そして、周囲を見回して……飛んできたスバルの身体を真正面に受けてスバルごと湖へ落ちてしまった。
「「ティアナ!」」「ティアナさん!」「ティアさん!」
 辺の4人の視線がティアとスバルが落ちたポイントへと向けられる。そんな4人を尻目に、スバルの飛んできた方向からヴィータが出てきた。
「ったく、普通こんなに飛ばねぇって……」
「ヴィ、ヴィータちゃん……手加減しなかったの……?」
 なのはがヴィータの声に振り返った。
「手加減? あたしの辞書にそんな言葉はねーよ」
「「「「……………………」」」」
 4人が固まる。
「んあ? どうかしたのか?」
「ヴィ、ヴィータ! 手加減しないと、どうなるか分からないよ!」
「そうそう! それでなくても、ヴィータちゃんの攻撃は容赦がないんだから!」
「う、うるせー! まったく、手加減無しとは言ってねぇよ!」
((いやいや、辞書には無いって言ったじゃん………))
「あ! 上がってきます!」
 キャロが湖面の泡に反応した。そして、それから少しして湖面にスバルとティアの顔が出てきた。
「ハァハァハァハァ……スバル! あんたねぇ……」
「ティ、ティア……これはね実はね!」
「言い訳は聞かない!」
 ティアは再び湖の潜って水中からスバルの身体を引きずり込んだ。
「わっ! ゴホッ! うわっ! ティア! ちょっと! ゲホケホ! …………」
 スバルの身体が水の中へと沈んでいって……ついには再び二人の姿が見えなくなってしまった。
「「「「「…………………」」」」」
 今度は、ヴィータを含めた5人が固まる。

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2007/06/02 22:38 【なのはSS(準長編)
 そろそろ、本気にならないといけないということに気付きました。生半可な気持ちでは、人に見てもらえるようなページにはなりません!それでなくても、ただのブログのような展開になっているのだから……ちょっと、今日から気合を入れていこうと思います……

 さて、今日はSSです。ですが、今までのように話と話の間を掬うような物は書きません。完全に実力で書いていこうと思います……ですが、諸注意があります。

私が書くのは小説ですが、形は映画の脚本的な物となっております。ご注意ください。

では……


 よく晴れた昼下がり、なのは達は訓練に明け暮れていた。
「ティアナ! もっと、ターゲットを正確に捉えて! それから、視界の外にいる敵にも注意して!」
「はい!」
 ティアは、なのはと共に射撃練習を繰り返していた。

「行きます!」
「来い!」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 スバルのリボルバーナックルがヴィータのシールドへ炸裂する。しかし、すぐに押し負けてしまい弾き飛ばされる。
「もっと踏ん張れ! そんなんじゃ、1対1で負けるぞ!」

 エリオとキャロはフェイトの指導の下にいた。
「エリオ、キャロ、二人にはスバルやティアのようにそれぞれ個別で教えることはできないけれど、精一杯教えるから着いてきてね」
「「はい!」」
「じゃあ、今日はまず敵攻撃の回避と反撃の練習をしてみようか」
「「はい!」」

 機動6課としてはありふれた日常。しかし、そんな日常を打ち崩すような事件が発生することとなる。

「ティアナ、その調子。しっかりと、足場を固定して最小限の動きで敵を撃つ。センターガードに最も大切なことを意識して!」
「はい!」
 なのはの繰り出す砲撃にまだ少し遅れてはいるが、一発ずつ正確に当てて相殺していく。こんなことを続けて、もう数時間になる。正直なところを言うと、ティアの体力・集中力共に限界が近づいていた。
(でも、ここで弱音なんか吐けない! ここを乗り越えないと!)
 ティアは気合で砲撃を受け続けていた。その時である。ティアはなのはの背後に何やら黒い物を見た。
「え…」
「ティアナ!」
 一瞬の隙が生まれた。なのははそれを見逃さず、ティアに一撃を撃ち込んだ。
「きゃっ!」
 衝撃でティアの身体が軽く吹き飛ぶ。
「ティアナ、集中しないとすぐにこうなるよ」
「す、すみません……でも……」
「でも?」
「あの、なのはさんの後ろに何か黒い影みたいなものが見えて、その……」
 ティアはそこで言葉を切った。たしかに、なのはの後ろには何かがあった。だが、ただそれに気をとられてしまっただけ。何かしようとしたわけではなかった。
「私の後ろに黒い影……?」
 なのはは後ろを振り返って何かいるか確認してみた。けれど、そこには何も無くただ奇妙にそこだけ地面がむき出しになっているだけだった。
「う〜ん、何もないけど……そういうことなら、仕方ないかな? それに、そういう細かいところまで反応できるのは逆にいいことだよ、ティアナ」
「あ、ありがとうございます!」
「じゃあ、この際だから……ちょっと、休憩しようか」
「はい!」
 なのはとティアは練習を休憩して近くの湖まで行くことにした。

「行っくぞぉぉぉぉぉぉ!」
「どこからでも!」
「リボルバァァーシュゥゥゥーーートッ!」
 スバルのリボルバーナックルが急速回転して、握られた拳の先から圧縮された空気が強力な真空波となって放たれる。
 その先で待ち構えているヴィータは当たる直前で、バリアを展開してリボルバーシュートを受け止める。そして、効果が切れると共にグラーフアイゼンを振りかざし、スバルの目の前へと飛び込み、全力で振り下ろした。スバルは、それをシールドで避わそうと右手を突き出すのだが、ヴィータの攻撃の強さに打ち破られてしまう。
「弱い!」
 ヴィータはシールドが破られたスバルへ直接攻撃にかかった。しかし、スバルも今度はバリアで応戦しようとした。
「くっ……強い……」
 だがやはり、ヴィータの攻撃はスバルには強すぎた。すぐに押されてしまう。
「アイゼン!」
 ヴィータがトドメの一撃を振りぬこうとした瞬間だった。

「クゥゥン……」

「何!?」
 ヴィータは何かの鳴き声を聞き取り、攻撃を止めてしまった。
「ヴィ、ヴィータ副隊長……? どうか、しましたか……?」
 スバルはバリアを解いて、ヴィータの連続攻撃によりボロボロになった体を摩りながら立ち上がった。
「な、なんでもねぇよ……何かいたから止めただけだ、さ! また最初からだ! 今度は、あたしに攻撃の隙を与えないような攻撃をしろよな!」
「はい!」

「エリオ、ゆっくりだけどしっかり敵の攻撃を避けて、それから他からの攻撃を受ける前に反撃!」
「はい! はっ、んっ! よし! ストラーダ!」
 ゆっくりだが確実に攻撃を避わし、他の敵機体が攻撃してくる前に攻撃してきた機体に反撃の一撃を与えた。
「うん、いいよ。敵の攻撃も確実に避けて、周囲に気を配りながら反撃に転じる。そうすることによって、時間はかかるかもしれないけれど、確実に敵を殲滅することができる」
「はい!」
 エリオは攻撃を避けつつ、反撃という動きを繰り返した。そして、数分かけて全ての敵機体を倒した。
「そこまで! どう? 分かった?」
「はい! でも、ちょっと……」
 エリオは足に目をやった。すると、その視線の先にはズボンが裂けて小さな傷跡が見えていた。
「すみません、ちょっと油断して……」
「そうだね、油断するとこうなっちゃうね。でも、今度は当たらないようにしよう」
「はい!」
「じゃあ、次はキャロ」
「は、はい!」
 キャロが敵機体の中央に向かって歩き出す。しかし、中央には先客が居た。

「クゥゥゥゥゥン……」

「あ……」
「ん? どうしたのキャロ……あ……」
「あれ? どうかしたんですか? あ……」
 障害物の陰に隠れていたのは……
「可愛い……」
「どこからか迷い込んできたのかな?」

「クゥゥゥゥゥン……ワン!」

 所々、汚れた犬だった。
「かわいそうに……汚れてる……」
「そうだね……じゃあ、ちょっと近くに湖があるからそこに連れて行ってあげようか」
「「はい!」」
 フェイトは自らが汚れるのにも関わらず、犬を抱いて湖のある方向へと歩き出した。

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2007/06/01 21:48 【日記
さて、今日は普通に行ってみます。まぁ、いわゆる日記ですね……
(……には深い理由があるのか!?)

 今日のネタはカラオケです。

 昨今のカラオケには精密採点機能がついているようで、一部のオタクの皆様や歌に自信がある方々は、盛んに挑んでは、時には勝ち、時には敗れを続けているようなのですが……えぇ、私、あまの兔は、この一週間でようやくその精密採点の存在を知ったのです!(遅っ

 実は、これには深い理由があるのです……ですが、長くなるので省略します。皆さんも、私のアホ〜な話を聞いている余裕は無いでしょうし……

 とまぁ、暗い雰囲気は斬り捨てて……ということでその精密採点に挑んできてやりました。ま、私も自慢じゃありませんが歌にはなかなかの自信がありまして(以下、盆栽の自慢をするお爺さん並に長くなるので略します〜)

 まず、最初に歌った曲は……

 「宇宙鉄人キョーダイン」

 最近、巷で騒がれるようになったあれの影響をモロに受けた結果です。で、まぁ、あれ程の熱唱系の歌で点を稼ぎにいこうなんてたとえ私でも考えません。なので、結果……

84点

 うん、まぁ熱唱だからこれぐらいが相場なのでしょう。

 そして、次に歌った曲は……

「SECRET AMBITION」

 我が辞書になのはの曲を歌わない! などという、バカげた言葉は載っていません! で、結果の方ですが……

82点

 はい、キョーダインに負けました……衝撃です……でも、この敗北がきっと私を大きくしてくれたのです!

 3曲目は……私の十八番の……

「宇宙戦艦ヤマト」

 こいつには相当気合を入れました……えぇ、それはそれは異常なまでの気合を……そして……

98点

 きっと、人は嘘だというかもしれない。けれど、ボクは知ってる地が知っている、天が知っている、そして神が知っている。それは嘘ではないと……

 まぁ、周囲の仲間は唖然呆然、阿鼻叫喚は無かったですが……さすがに、私がこんな点を出すとは思っていなかったんでしょうね……しかも……

私の生まれる20年前の曲ですし!!

 年がバレそうなのですが……まぁいいです……私は、なかなか古い曲が好きなようでして……その後は、ラッツ&スターに始まり、浜田省吾、かぐや姫という順番で歌わせてもらいました……もちろん、こんな年代に生きていない仲間が歌った曲を知っているはずもなく……一人場違い……今回のカラオケで辛かったのはそれぐらいです……

(追伸)
今度は精密採点2に挑みたいと思います。ヤマトで何点出せるかなぁ……
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プロフィール

あまの兔

Author:あまの兔
5/26(27)に魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」でサイトを立ち上げると発言したくせにブログしか立ち上げることの出来なかった、FTP音痴
でも、気合と根性(←昨今の日本人が忘れた言葉)でなんとかしていこうと奮闘を開始。この行動が、吉と出るか凶と出るか……それは、皆さんの訪問で決まる!(え…

えぇ、一応リンクはフリーなのでどんどんお願いします〜

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