「魔法少女リリカルなのは」をより理解するためにSSなどを書くブログです 
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今日はですね
2008/08/01
PCかえました〜
2008/08/01
夏休み
2008/07/26
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2008/08/22 13:39 【連載なのはSS 鏡の向こう
べつに構わないんですけどね〜 夏休みでも学校あったので……それに、今年で最後でしたから〜
来年受験です。だから、最後ってことです。いやぁ、例年通りの夏休みでした。でも、それが良いんですよきっと。大きなケガもなく痛みを感じたことと言えば日焼けのヒリヒリ感。それぐらいが丁度良いんです……あ、そうそうやっぱりいましたよ。大ケガして松葉杖づいてる輩。いったい、何をしてたんだか……

今日はSSの更新ありますねぇ……そろそろ、気分転換に短編を適当に書いてみるかな〜
〜鏡の向こうに映るのは自分じゃない〜
『第15話 後始末の軌跡4』



 白塗りの壁の向こうには空洞が広がっている。けれど、その空洞は「この」世界には実在しない空洞。本当の姿は、ジュエルシードにより生み出された異空間。ダッジはその存在に気づいていた。
「……そろそろ潮時か」

 なのはは残りの部屋を見て回った後、通信が一時的に回復した部屋へと戻ってきていた。
 相変わらず、枯れた植物が目につく。
「これ以上何か手がかりになりそうなものが出てくる感じはしないね……レイジングハート、あっちはどう? 部屋から移動した?」
『いいえ、先ほどと同じ部屋にいます』
「分かった。それなら、一回外に出てみよう。別に絶対に内部に居ろって言われたわけじゃないし。これは、純粋な捜査なんだからケチをつけてくる理由もない」
 なのはは、部屋を出て廊下に足を踏み出した。その時、つま先から頭の先に突き抜けるようにして微弱な電流が走ったような気がした。驚いたなのはは、思わず踏み出した足を上げる。
「な、なに……?」
 おそるおそる再び踏み出すが、今度はいつもどおりの地面の感触があった。そして、もう片足も廊下につけてみるのだが電流のような何かが体を通るような気はしない。もしかしたら、足が不安定な位置に立っていたためにしびれていたのかもしれないと考えたなのはは、2,3回足踏みすると、階段のある方向に向けて歩き始めた。
「レイジングハート、もしあの人が私たちの思っているよりも裏がある人だったらどうする?」
『私はマスターの指示に従うだけです。マスターに命じていただければなんでもします』
「そうだね。デバイスだもん、仕方ないか。それじゃあ、私が危ない時は私が何も言わなくても助けてくれる?」
『はい、今までしてきたように』
 暗い廊下に靴と地面がぶつかり合う音だけが響く。先は見えない。
 行く宛てもなくさまよう旅を放浪というのなら、行く宛てのある旅は旅行。では、行き先の見えない旅に出るのは……冒険?
 歩いているうちにわかったことがあった。この廊下は地図によると一本の直線ラインにはずだった。けれど、直線ラインなら帰ってくるはずの足音が行ったまま戻ってこない。ここから引き出される可能性は、瓦礫が邪魔で音が吸収されてしまっているのか……はたまた、ジュエルシードの影響か……状況を確認することはできないが、もう充分に歩いた。そろそろ、階段の場所に戻ってきていても良いころなのだが……
「階段ってこんなに遠かった?」
 階段があるなら音が横に流れるはずだ。それこそ、帰ってこないのであるならばなおさら。ためしに何か言ってみる。
「レイジングハート」
『はい、マスター』
 声には一点の曇りもなかった。そして、広がっていく音に耳を澄ませても雑音を聞き取ることができなかった。
 なのははバリアジャケットを身にまとうと全速力で廊下を飛び始めた。
「罠かな?」
『分かりません。ですが、私たちはすでに何者かの勢力下にある可能性があります』
 全速力で飛んでいるのにも関わらず右も左も壁壁壁……扉も脇道も無い。迷路にしてはたちが悪い。
「このまま飛び続けてどこかにたどりつくならそれは結果として成功だけど、たどりつかなかったら結果以前の失敗……レイジングハート、ディバインバスターで天井を打ち抜いて状況改善からいくよ」
 飛行している状態で杖の先端に魔力を集中させる。砲撃と共にその角度へと体勢を変えて一気に脱出を図る。
「ディバイン……」
 発射シークエンスに入り……
「バスター!」
 体の角度を変える。杖を先頭に上へ向けて突き抜ける。

「私の役目はここまでか……あとは、高町なのは一等空尉に任せるしか……」
 ダッジは、壁の向こうから聞こえてくる破壊音に重いをはせる。
 
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2008/08/13 01:25 【連載なのはSS 鏡の向こう
 人生に疲れちゃったエヘ☆

更新してるんだけど……何書いたのか忘れちゃった☆
(SS更新から3時間後のことです)
〜鏡の向こうに映るのは自分じゃない〜
『第14話 後始末の軌跡3』 

 
 廊下は一向に明るくなる様子はなく逆にスモッグがかかったように光は辺りを照らしきる前に吸収され、歩みを進めるごとに抜け出せない闇にはまっていくようだった。
「ここ……どこかな?」
 別れた場所から何歩進んできたかは分かっている、けれど、距離感がつかめない。一階の構造を思い出すが、自分の天井の向こうがどの位置に当たるのかさっぱり分からない状況だった。
「……それに」
 壁伝いに……壁に手を当てて進んでいるのだが、ここまで何か突起物や扉の存在が確認できていなかった。こちら側には部屋を作っていないということなのか、それとも単に長い廊下でもう少しいけば部屋らしきものが見つかるのか。何も分からない今はとにかく壁に手を当てて触覚を頼りにするしかない。
「レイジングハート、先行した二つの様子は?」
『現在、ここから5mのところにあります。魔力の制御がかかっているのか通信が傍受されているのかが原因で詳しい状況は分かりませんが、右と左の両壁伝いにすすんでも部屋と思われる扉は確認できていません。それから、少し先に大きな瓦礫が確認されています。足もとにご注意を』
「ありがとう。あ、それから今傍受されてるって言ったけど……やっぱり、通信ができないのはマヒとかじゃなくて傍受だったんだね。傍受してるところとかわかる?」
『いいえ、ここからでは分かりません。ですが、大規模な傍受ではなく近くにある拠点からこの施設を覆うほどの大きさです』
「……ねぇ、私……さっきはこの施設が重要だからこうして通信障害が出るようにしてるんじゃないかって言ったよね」
『はい』
「でもそれって……矛盾してるのかもしれない。重要だからこそ通信手段は充実してあるべきだし、それこそ内部からの情報漏れよりも外部から盗聴された方が体勢としては辛くなる。これだけの施設だからそういうことは考えてちゃんと外部専用の傍受のシステムを使ってたと考えると……やっぱり、今の状況は矛盾してる。内部からの情報は外部に向けて発信できてないと……レイジングハート、サーチャーを一つダッジさんの尾行に回して」
『了解』
 なのはの正面からサーチャーが一つ現れすれ違った。そして、そのまま闇の中へと直進して再び姿を消した。
 怪しいところから潰していかなければ状況は改善されない。ダッジの行動を見ておく必要がある。
「まさかとは思うけど……」
 なのはは、歩いてきた方向の廊下から振り返り再び直進を始める。

 ダッジは明かりの点いた部屋で本棚に並ぶ毒ガスに関しての資料を読んでいた。
「この頃からジュエルシードに関しての記述が見られる……やはり、そうか……」
 毒ガスの詳細を示すページの右上にジュエルシードと思しき形をした宝石が描かれていた。
「……高町なのは一等空尉……どう落とし前をつける……」

 なのははようやく扉であろう突起を見つけた。しかし、さっき散らばっていた瓦礫の様子からここから先は何か強い衝撃に見舞われるようなことがあったようだ。扉もへし曲がって開かない。
「出力は最低限アクセルシュートで四隅……」
 扉が開く……ではなく、外れる。押し倒して中に入ると廊下とは違った澄んだ空気だった。サーチャーの光も部屋全体を照らしだすほどだ。
 そして、その部屋の中で一際目を引いたもの……
「花? 枯れてるみたいだけど……」
 いくつもの花瓶やポットの中に枯れた花が見受けられた。とても自生しているようには見えない……まだ人がいたころに研究用として栽培されていたのだろう。
『……―――っ…――ん』
 レイジングハートを通して誰かの声が聞こえる。
『どうやらこの部屋は傍受が弱くなっているようです。今なら、外部通信ができます。なお、今つながっているのは機動六課からです』
「はやてちゃん!」
『なのはちゃん―――っ……丈夫?』
 弱くなっているだけでまだ状況は悪いようだ。
「うん、大丈夫。はやてちゃん、送られてきた資料なんだけど……これって本当なんだよね」
『管理――ベー…………それしかなくて――なん…―なのは…――どこ――』
「今、地下にいる。なんか、通信が傍受されてるみたいで……念話もうまく通らないみたい。それから……」
 なのはは今自分の置かれている状況やダッジから聞いた施設の情報をはやてに伝えた。
『分かっ……今、―図が見つかった――ら……上手―――って』
 はやてからレイジングハートへと情報が送られてくる。どうやら、施設の構造図のようだ。地下もちゃんと明記されている。
「レイジングハート、サーチャーの現在地と地図をリンクさせて」
 地図に赤い点が記される。右の方に3つ、左の方に1つ。
『なのはちゃん――理…っ――ん……――って―――――――――――――――』
『通信が切れました』
「はやてちゃんに後でお礼言わないとね。それで、この地図に記されてる様子からすると……私たちの方には、残り3つの部屋があるんだね。そのうちの一つは、大部屋みたい……それから、ダッジさんの方だけど……あっちも部屋にいるみたいだから、映像は……無理か……で、あっちは今いる部屋で最後みたいだね」
 なのはは地図を消して再び部屋の花へ目を移した。
「レイジングハート……心配かけないようにしないと……」
『了解』

 
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2008/08/01 22:55 【連載なのはSS 鏡の向こう
あんまり更新するつもりはなかったのですが……昨日の勢いがあったのでちょっとマジになってみました。

それから昨日、ケイン・ディルフォード氏からのアドバイスがあったので更新したことはちゃんと書こうかなと思います。

えぇと…ちゃんと、諦めないでSS更新しました〜今回の話は前回の軌跡の続編となっております。ジュエルシードが見つかって現場へと向かう二人。ダッジの発する気配の裏に何があるのか……あ、でも実はまだ今回では分かりません
〜鏡の向こうに移るのは自分じゃない〜
『第13話 後始末の軌跡2』 


 青い色に染め上げられた空はいつの間にか白く濁った雲に覆われその付近だけが妙な気配に包まれているのを窺い知ることができる。ジュエルシードが確認されたのは、この雲でおおわれている町の中央に位置する廃工場だというのだが……
「おそらく、ジュエルシードは何かの意思に反応してしまったのでしょう。とりあえず、付近の住民の避難は完了しています……」
 ダッジは機内でも相変わらずコートとサングラスを着用し表情が分からないように襟を立ててなのはと向き合った状態で座っていた。
「手が早いですね。まるで、最初からそこにあったみたいに……」
「管理局は人民に被害を出さないようにいつも万全の状態でなければなりません。今回の件も、そのために行われることです。住民の避難が早いのはそんな管理局の意思を行動で表した結果と言えます」
 棒読みではないけれど、心が感じられないダッジの言葉がなのはの不信感を煽る。
 先ほどのヴァイスの感じた圧力といい、黒色で覆われた全身といいダッジの裏に何かを感じずにはいられなかったなのはは、来たヘリとは別のヘリに搭乗する際にRHを通じてはやてに連絡を入れていた。そして、ジュエルシードが見つかったという現地の情報を調べてもらっているのだが、その調査結果が今の会話中に届いたようだ。けれど、今ダッジの前でそれを確認しては相手に警戒されてしまう恐れがある。なのはは、ダッジの隙をうかがう。
「ところで、出発前にお聞きしたいことがあったのですが……」
「なんですか?」
「PT事件について……」
 ダッジがその言葉を口にした瞬間、なのはの中で何かが叫んだ。「この男は何か隠している」。
「高町なのは一等空尉殿、本件の根本は何にあると思いますか?」
「……スカリエッティによる、ガジェット制作のエネルギー源に使われたと聞いています。その際にレジアス・ゲイズ元中将が管理局内部からデータと一式を盗み出し流出した……」
「えぇ、そうですね。ですが、今回の件が発生したのはそれ以前の問題だ。数年前、ジュエルシードが発見されとある惑星に姿を現した。当時の民間協力者の魔導師は、そのジュエルシードを付け狙う犯罪者と奪い合いを繰り返し一次的とはいえジュエルシードは犯罪者の手へと渡っていた。実は、管理局の別の見解はここにある。犯罪者へと渡ったジュエルシードはその時点で研究され製造方法が解明されていたのではないか。そして、その製造方法がスカリエッティらに渡ったのではないかと……分かりますか? 私の言いたいことが」
 話題が話題でありながらも感情を含まない鉛玉のような言葉になのは撃たれるばかりだった。
 言い返すことは可能な話だった。いや、言い返してやりたかった。けれど、そうすれば相手の思うつぼだと分かっているなのはは、感情を押し殺して飛んでくる言葉を受け止めるしかなかった。
「不本意ながら前もってあなたのことは色々と調べさせていただきました。これも一応、協力者の身元をハッキリとさせておくという私たちのポリシーなので。聞くところによると、あなたはこの星の生まれでないようですね。けれど、どういうわけかあなたは強大な魔力を持っていた。そして、あなたの星にやってきた魔導師を通じて魔法を使い始めて、今現在こうして教導官として大成している。けれど、教導官として大成する以前にいくつもの事件解決に関わってきた。その中でも一番の功績と称えられるのは闇の書事件。たしか、この事件はギル・グレアム元提督が起したものでしたね。彼は大変愚かなことをしてしまった。事件終結のために人の命を奪うなどという人間として最悪の行為に臨んだ……これらを総括して、あなたは大きな事件に巻き込まれる性質でもあるのですか?」
「なぜ私が事件に巻き込まれる性質だというんですか? それどころか……」
 それどころか、全ての元凶は高町なのはにあるとでも? 男の顔が見れない以上何を考えているか分からないが、ダッジはなのはという存在を毛嫌いしているように思われた。
「まぁ、そんなくだらない性質があるわけがありません。事件など一分一秒の間に幾多も発生しているものと言えます。あなたはただ、それらに関わってしまっただけか……あるいは、何らかの繋がりがあっただけなのでしょう」
 『何らかの繋がり』それが何を意味するのか、そして何を言いたいのか……
「おや、そろそろ現場のようですね。では、準備に入ることにしましょう」
 もう間もなく現場に到着する。はやてからの情報は現場の状況を見て、一人で行動するようになったとき照らし合わせてみてみることにした。

 ダッジの誘導で廃工場の裏口へとやってきた。
 現場は廃工場と言っても鉄骨が丸出しで雨風にさらされ錆びて朽ちていたり、トタン屋根に穴があいて空が見えたりするわけではなく、今は内部から色々な成分が染み出しているが建てた当時は白かったであろう壁や、鈍器で壊された形跡のある警備システムがあるところから、どちらかというと研究所のような外装をしていた。
「ここの地下施設でジュエルシードが確認されました。中は、電気が落とされ足もとが見えない状態になっています。穴でもあったら危ないので私が先行しましょう。高町一等空尉は私の後についてきてください」
「ありがとうございます。ですが、私も魔導師です。浮遊状態で移動すれば足元の危険も無いはずです」
「……そうですか。では、そういうことにして……参りましょう」
 ダッジは歪んだ扉を力任せに開けて中へ侵入し、なのはもその後に続いた。
 中は数少ない窓から指す光でかろうじて足もとが見えるだけであとはダッジの部下が用意した光源に頼らなければ何も見えない世界だった。そして、所々地下の存在を示すような穴が見受けられる。どうして、このような穴が開いたのか知る由もないが、この施設内部の破損状況は外装以上に酷かった。
「この施設では何が行われていたと思いますか?」
「それは分かりません。ですが、ジュエルシードがここにあるということは大きな力を必要としていた何かが行われていたのは分かります」
「そうですね。ここで行われていたのは、魔導兵器の生産です。厳密に言えば、ガジェットのような自律行動型の兵器ですが。事件解決直後にここの責任者はどこかへ姿を消しました。おそらく、スカリエッティが捕まったことを知りジュエルシードを持っていると同じように捕まるのではないかと思ったのでしょう。まぁ、そのとおり管理局は責任者逮捕のために捜査を続けていますが……以前、ここを調査したとき、どうやらスカリエッティのもとにここで生産された魔導兵器が渡っていたようで、おそらく一部のガジェットはここで作られたものなのでしょう。……これほどまでに多くの組織を利用して行われる犯罪というのは……規模からすれば珍しいことではありませんが、解決に至るまでの日数があれだけ長く被害も大きいというのは……珍しいことです」
 嫌みなのか、皮肉なのか……結局、どちらも同じようなものだが事件解決をしたなのはは、屈辱的な仕打ちを受けながら耐えるしかなかった。
 少ししてダッジの足が止まった。薄っすらと見えるが、階段のようだ。おそらく、ここから下の階へ降りるのだろう。
 ダッジは一段一段をふみしめるようにして降りていった。なのはも、続いて降りなければならなかったが、ゆっくり降りているダッジを見て時間がかかることを察し、ここではやてから送られてきた結果を見ることにした。
 RHが明度を抑えてディスプレイを表示する。
『農業と商業に栄えた町。5年前に地下から発生した有毒ガスによりほとんどの住民は他の町へ避難。残っているのは、ガスの研究者と一部の住民のみ』
 住民が少なければ避難が早いのも頷ける。だが、有毒ガス……そして、研究者。どこか、そんな研究所を思わせるような施設が見えただろうか……
「ここ……?」
 ここしかなかった。丁度、町の中央に位置し周辺に民家が存在しない。有毒であるならば人を近付けてはならない。そのために、隔離状態にした。辻褄が合う。
「でも、ここはジュエルシードが確認された場所。それに、生産されていたのは魔導兵器。有毒ガスなんて……それとも、ガスの研究は初めから名目上でガジェットの生産が本題だった……どっちか分からないけど、ここには何かあるってことだよね……」
 なのはは、施設に疑問を残しながら間もなく闇の中に消えてしまうダッジを見て推察を後にしてついていくことにした。
 地下は一階以上に闇に閉ざされ、一寸の光もささないため足元や物の形を確認するなどの問題ではなかった。
「これでは光さえも飲み込まれてしまいそうですね。本当に深い闇だ」
「この階にジュエルシードが?」
「えぇ、報告によると……ですが、この階層にあるということだけで詳しい位置は分かりませんね」
「だったら二手に分かれましょう。私なら一人でも大丈夫ですよ?」
 二手に分かれることにより効率が上がると同時に、さっきの推測を確認することができる。もし、それが真実であったとすればこの施設には他に何か隠されたものがあるということだ。そして、ダッジが……
「では、二手に分かれることにしましょう。私は右へあなたは左へ」
 二手に分かれることになった。一つ目のジュエルシードを見つける前にほかの中にが見つかる可能性を残したまま。

「とりあえず、何かあったらいけないからはやてちゃんと連絡をとって……あれ? 何? この表示?」
『何度か外部との連絡を試みたのですが。どうやら、この地下はすべての通信手段がマヒしてしまうようです』
 RHが示す画面には全て同じ文字が並んでいた。
「そう……ってことは、ここはかなり重要な施設だったってことだね。レイジングハート、サーチャーで先行して」
 待機中のRHから3つのサーチャーが出現し、そしてそのうちの2つは一定の速さで奥へと進んで行き残りの1つは光を放ってなのはの周りを飛んでいた。
「このまま何もなければうれしいところなんだけど……」
 ゆっくりと歩み始めるなのは。足取りは慎重だった。

「……外の様子はどうだ」
「異常ありません」
「では、そのまま作業を続けろ」


 
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2008/08/01 19:19 【連載なのはSS 鏡の向こう
PC変えました、そしてVistaの使い勝手の悪さを身をもって体感しました……
まずい、これは使えないwww笑い事じゃない……

まず〜音楽が録音できませ〜ん。ステレオミキサーがどうやっても見当たらないので、以前使っていたソフトが無駄になりました。え? 増設するとか努力はしたか? 私の努力は仇で返ってきます。たとえば、増設したは良いものの元に戻らないとか、戻らないとか……機械にとんでもなく弱い私なので無闇に弄ることができません。

ステレオミキサーに関するプログラムはインストールしたか?
 これも、仕様が変更しちゃったりちゃったりするので怖くてできません。チキンですね。

とりあえず、以前のPCはまだ家に置いてあるのでこちらでできないことはそっちで済ませようとは思いますが……なんだか、買って損した気分……なんて、絶対に言いたくありません!

というのは置いといて……ここから本編。

最近SSがかなり滑ってますねぇ…ストーリーがハッキリしてきません。オリキャラとか入れてリズムを変えてみたりするのも手なのかもしれませんねぇ・・・まぁ、今手詰まり状態DEATH☆
〜鏡の向こうに映るのは自分じゃない〜
『第12話 後始末の軌跡』


 
 なのはは、はやてからの依頼によりジュエルシードの捜索を始めた。
「それにしても大丈夫かな? それでなくても、この時期はみんな忙しいのに私が抜けちゃったりして……」
 なのはは自分が抜けたことにより、フォアードの訓練に支障が出るのではないかと不安に思っていた。
「そろそろ1対1でも十分な時期だし、3人じゃ大変だろうぁ……」
 新人としてやってきたころよりも格段に強くなった4人を相手にするということは、指導する側もそれなりの戦力が必要となってくる。まだ、なのはが居て戦力に余りが出るぐらいならよかったものの、戦力が足りないとなると逆に辛くなってしまう。
「でも、たしか……」
『ウチに任せとき。こういうときに役立つ人材ならいくらでも宛てがあるから』
 はやては、なのはの代役が務まる魔導師に心当たりがあるようなのだが……結局、誰が来るのか最後まで教えてもらうことができずにいた。
「うーん……まぁいいかな。はやてちゃんのことだから私なんかよりもっと強い人知ってるだろうし。私は、この任務に集中してとりくむしかないよね」
「って、さっきから何独り言ブツブツ言ってるんですか? そろそろ着きますよ」
 ここはヘリの中、操縦するはケガから完全に回復したヴァイス。なのはは後部席で独り言をつぶやいているだけだった。

 ヘリから降りると黒いコートとサングラスをかけた長身の男? が出迎えてくれた。
「ようこそお待ちしておりました。私、時空管理局地上本部遺失物管理課第3班の班長を務めております。ダッジ・フォードと申します。今回は、先日起きたJ・S事件の際に流出したジュエルシードの複製の製造方法を記録したデバイスと、その複製の回収のご協力を要請したのですが……お一人でよろしいでしょうか?」
「はい、こちらも何かと忙しいので私が一人できました。以前にもジュエルシードの回収をしたことがあるので手順は大体理解しています」
「ほぅ……では、あなたがあのPT事件の……」
 男はサングラスに手をかけてその下から見下すような視線でなのはを睨んできた。けれど、すぐにサングラスを下ろすと「失礼」と言って通信専用のデバイスを取り出してどこかへ連絡をとった。男は「あぁ」としか言わなかったため何を話しているのか分からなかったが、コートの裾が揺れる感覚がさっきよりも短くなっている、なにやら都合の悪いことでも起きたのだろうか……と、そこで考えることを止めたなのはは、一緒に降りてきたヴァイスにはやてへの伝言を頼もうとした。
「ヴァイス君?」
「……」
 話しかけても反応してくれないので、バレない程度に横目で見てみると、ヴァイスはいつにもまして険しい表情をしている。いつもなら、適当に体勢を崩している彼が直立不動だった。
「………そう、なるほどね」
 なのはは、目の前に立つ男が普通でないことに気がついた。そう意識してみると、たしかに男からは言葉では表現できない圧力が感じられる。見た目にばかり気を取られていたのでは、おそらく相手の思うつぼなのかもしれない。
「すいません。下の者からの連絡でどうやら、さっそくターゲットの現在位置を捕捉したようです。私は、すぐにでも向かおうと思うのですが……どうされますか?」
「ここに来た以上、私も最大限に協力させてもらうつもりです。私も行きましょう。ヴァイス君、六課に帰ったらはやてちゃんにいつでも連絡がとれるように言っておいてくれるかな? サポートは、六課からしてもらおうと思うから。よろしいですか?」
「えぇ……もちろん、それがあなたのベストだというのであれば……」
「なのはさん……」
 ヴァイスが何かを言いたそうにしている。
「では行きましょう」
 けれど、なのはは何も聞かないまましておくことに決めた。なぜなら、ヴァイスの言いたいことは分かっていたから。
『何かある。深入りすると危険』


「というわけでや……これから少しの間、なのはちゃんは不在やから代打を用意したんやけど……」
 はやてはフォアード四人を集めて、なのはの代わりとなる魔導師を紹介しているのだが、イマイチ反応が薄かった。
(なんでや! こんなサプライズゲストがくれば驚くと思たのに!)
 はやては予想外の反応に何を言っていいか分からなくなってしまった。もちろん、それは代打である人物も同じではやてとの打ち合わせはすべて無駄になってしまった。
「と、とにかく! ……しごかれて泣かへんようにな。あ、アンタもそんな厳しくしたらアカンからな」
「わ、わかっている……」
 場の空気が悪い。外なのにこの重さは何か……
(何か自己紹介でもせぇ!)
(………………)
「び、ビシバシいくぞ。よ、容赦はしないからな……」
 相変わらず場の空気が重い。
「「「「「……」」」」」
「ザフィーラ〜」
 隊舎の一室から幼女の声が聞こえていた。
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2008/07/26 14:36 【連載なのはSS 鏡の向こう
 ■ 夏休み
今日は局ラジ。明日は月曜日……

でも!心配はいらない!なぜなら!

夏休みだからだ〜!!!!!


夏休みってすごいですね。生活リズムが完全に狂います。今日も5度寝ぐらいして夕方に起きました。今までで一番寝たんじゃないかな?まぁ、体調管理は重要なので……とりあえず

死なない程度にがんばろう
〜鏡の向こうに映るのは自分じゃない〜
『第11話 小休止・・・』
 
 男はまだティーダが生きていた頃、同じ部隊に所属していたと言った。けれど、ティアナは大して驚くこともなく、「そうですか」と一言返しただけだった。
「ティーダには色々と迷惑をかけてしまいました。実は、俺……私達は、一時期ペアで行動していたときもあったんです。まぁ、もちろんティーダは一等空尉で私は当時三等空尉でしたから先輩の動きを見て学ぶようなものでしたけど」
 男は話を続ける。
「ティーダは部隊の中でもエースクラスで、いくつもの凶悪犯罪を解決していました。私のような者達にとっては憧れの存在でしたね。いつか、ティーダのように一騎当千の活躍をしてみたいと……」
 ティアナは、男の話を右から左へと流していた。
 本来、ティアナにとって生前のティーダに関する話はとても気になるはずだった。けれど、気になり過ぎて逆に自分にとって最も都合が良くそして素晴らしいティーダの図がティアナの中に完成していた。けれど、それは本当のティーダの姿ではなく。ティアナの中に生きる理想の兄でしかなかった。
「……ですが、そんなティーダにも失敗があった。そして、命を落とした……」
「いいえ違います。兄は失敗なんてしてません」
 ティアナにとってティーダは失敗を一つもしない完璧な魔導師だった。
「兄は殉職しました。けれど、それは失敗によるものではなく相手の魔導師が強かっただけです。私も兄が失敗して死んでしまったのではないかと考えた時がありましたけれど、兄に限って失敗なんてありえません」
「えぇ、そうですね。ティーダは強かった。けれど、逃走する魔導師の方が一枚上手だった。……ですが、あの時のティーダの動きを見ていた者にとってあれは明らかに失敗でした」
「どういう意味ですか? あなたが兄を見ていたと?」
 男はティアナの目の前に何十個という画像を表示した。そして、どの画像にもティーダの姿が映っている。
「これはティーダが命を落とした時の任務の画像です。おそらく、あなたは見たことがないでしょう」
 たしかにティアナの見たことのない画像ばかりだった。けれど、これがなんだというのかティーダが失敗したことと関係があるのか。
 男はすべての画像を切り替えた。そして、次に表示された画像の中に不自然な画像が何枚か見受けられた。それに気がついたティアナは、それらの画像だけをピックアップして表示した。
「お気づきになりましたか。えぇ、そうです。それがティーダの失敗です」
 ティーダは右手にデバイスを持ち左手に鎖のような物を持っていた。拡大して見てみると、それはロケットだということが分かった。では、そのロケットには誰の写真が入っていたのか。
「これが、そのロケットです」
 男はロケットだけの画像を表示した。そして、その中身の写真も。
「これが、私があなたがティーダの妹だと気付けた理由であり、ティーダが命を落とした理由です。ロケットなんて、また新しいものを買えば良いものを彼は任務中でさえ片手に離さず持っていた。私達はこれを彼の失敗と呼ぶ他ありませんでした」
 写真の小さな少女。まだ小さかった頃の自分。
 ティーダは、任務中でさえ自分よりも妹のことを考えていた。だから、ロケットでも手放すことが出来なかった。
 ティアナは、それを見て衝撃を受ける他なかった。そして、今までの兄の姿が幼かった頃に見てきた本当の兄の姿へと戻っていく。
 兄は優しく常に自分のことを気にかけてくれた。けれど、その優しさは時に異常なほどまでに膨れ上がり、自分が悪いはずなのに他の子を怒るようなときがあった。兄は、そのことを自覚するたびに自分の欠点だと言い続けていた。
「思うが故の失敗といえば聞こえは良いのですが……任務に他の感情を持ち込むのは素人のすることです。ティーダは殉職と言われていますが……」
「本当にただの失敗だったんですね……」
「はい……」
 男はそれからティーダがペアを組んでいる頃に話したことやティアナについて聞かされたことを告げると、小包を渡して仕事へと戻っていった。
「あ、ティア!」
 男が見えなくなった頃にスバルが追いついてきた。何やら色々と抱えている。
「……どうしたのよ、それ」
「うーん、なんか色んな人と話してると事件解決オメデトーとか言われてもらっちゃった。あ、もちろん部隊全体へのものから個人向けなのかな? 誰かに宛てた物もあるみたいだよ? あ、そうそうこれティアにってもらったよ」
 スバルは腕いっぱいの荷物のてっぺんを顎で指した。ティアナは、それを背伸びして手に取った。
「ティアって面白いものもらうんだね」

 
 
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Author:あまの兔
5/26(27)に魔法少女リリカルなのは ポータル「時空管理局」でサイトを立ち上げると発言したくせにブログしか立ち上げることの出来なかった、FTP音痴
でも、気合と根性(←昨今の日本人が忘れた言葉)でなんとかしていこうと奮闘を開始。この行動が、吉と出るか凶と出るか……それは、皆さんの訪問で決まる!(え…

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